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全ての人が「生きやすい社会」実現のため。学生時代に起業した女性社長へ直撃!

みなさんこんにちは!DARSです。今回は学生時代に起業をし、現在は士業という一見レガシーな業界に挑戦し続ける山本さんにインタビューをしてきました。山本さんは若手ながらレガシーな領域へ参入するとてもパワーのある方です。その力の根源となっている過去、そして現在取り組まれていることなどについてインタビューをして参りました。

 

プロフィール

 

山本 玲奈(Reina Yamamoto)

26歳、株式会社ヒュープロ代表取締役。両親が共に起業家の家庭で生まれ育つ。慶應義塾大学卒業。同校在学中にNPO法人や上場企業で新規事業インターンを経験。在学中に株式会社ヒュープロを創業。趣味はダイビングやボルダリング等。最近では仕事も趣味になるほど。

 

 

常に全速力で駆け抜ける山本さんの下地を作った中学時代

 

 

–山本さんはご両親も起業家だったのですね。

教育方針は良い意味で基本放置でした(笑)両親が仕事しているので平日はいつも家にいなく、日曜日の夜だけ家族でご飯を食べに行ってました。ただ、好きなことは何でもやらせてもらえる環境で、兄の影響もあり週7ぐらいで色々な習い事に行ってました。塾、空手、バスケ、水泳。あと乗馬もやっていたんですよ!

東南アジアでは乗馬は日本みたいにブルジョアなスポーツではなかったんです。結構需要があるスポーツだったので、なぜか乗馬やりたいと思って通わせてもらいました。中学校の時はドラムを習いに行ったり、本当にいろんなことをやらせていただいたなと思いますね。

 

–学生時代からいろいろ精力的にやられてますよね。なぜそういう忙しい生活をやっていたのですか?

何か暇にできないところが性格上あって、中学校の時に一番自分にとって成功体験が積めたと思います。中学卒業時に担任の先生から漢字一文字をもらえるんですが、頂いたのが「覇」という漢字でした。

「山本は中学生ができることすべてを制覇した」と担任の先生から仰って頂いて、言葉に恥じぬくらい、中学生の時にできないことができるようになる過程を体感できました。もともと嫌いだった勉強も書道も、努力することで成果が出たんですね。

努力したものが本当に返ってくるんだというのを肌で感じることができ、成功体験に繋がったまま高校生になったので、高校生以降もジッとしていることはできませんでした(笑)

 

–中学の経験から忙しくすることの意義や面白さを見出されていたんですね。大学に入ってからはどうでしたか?

皆さんもご存知のように大学に入ると決まったタイムスケジュールがなく時間割も自分で設定しますよね。すると、ものすごい解放されてしまい、どうしたらいいか分からない状態になりました。

半年間ぐらいバイト漬けの生活をしましたが、「他のこともしたいな」と漠然と思っていた時に、ドットジェイピーという学生団体のスタッフを見かける機会がありました。みんながすごくかっこよく働く姿を見て、自分の目標だった大学1年時に社会人1年目並みのスキルを身に付けるためにはここだと思い、ドットジェイピーの門をくぐりました。

 

社会人に負けないスキルを身につけると決めた学生生活から起業に至るまで

 

 

–大学1年で社会人に負けないスキルを身に付けるという高い目標を掲げていた背景とかあるんですか?

本当に漠然となんですけど、ずっと自分の中で中学校2年時から「日本を世界一の国にしたい」と強く思ってたんです。ずっと海外に住んでいた経験から、日本人は日本に誇りがないということを実感していました。日本人が自国にもっと胸を張れるようなものを作りたいと思ったんですね。そのためには大きな力が必要ですが、大人になってからだと全然時間が足りません。ですから、社会人になったときには社会人4年目ぐらいのレベルでスタートを切れたら、できることが多くなると思ったので、大学4年間で社会人になりきるスキルを身に付けることを目標にしてました。

 

–ドットジェイピーではどのようなことをやっていたんですか?

まず、ドットジェイピーの概要から説明します。若年投票率の向上を目標に活動するNPO法人です。学生向けのインターンシッププログラム(議員・グローバル・NPO)を提供し、また若年層向け政策コンテストを実施している団体です。

最初の半年はビラ配りとや営業ばかりやっていました。その後、関東支部が大きくなりすぎて二支部化をするところで、新しい支部の代表になりました。これがとても幸運でした。毎朝6時ぐらいに起きて、各大学にビラを配りに出向いたり、授業の合間を縫ってテレアポしたり、議員さんのところへ営業したりと充実した過ごし方をしていました。

 

–テレアポに営業回り、本当に社会人1年目みたいな生活だったんですね(笑)

そうなんです(笑)

周りにはきつくてやめる方もいましたが、自分にとってはいい意味でこれが営業行為というのが分からず、ただ目標達成しなきゃという精神で自然にがむしゃらにできていました。

その傍らすぐ代表をやらせていただいて、大使館や領事館の新しいインターンシップ先を拡大するに際して支部の立ち上げや支部の合併を経験したりとすごい波乱な環境が重なり、そこで成長したかなと思いますね。

 

–そのあとは企業で新規事業の経験をされているんですね!

はい。ショップ店員向けの学校を考えたり、全く別の切り口でヘルスケアや眼鏡屋さんからジュース屋さんまで100本ぐらい企画は作りましたね。

 

–学生のうちに起業をしようと思った決め手とかはあったんですか?

実は1年半ぐらい起業するか迷いました。私は弁護士の勉強をしていたのですが、その際出場をしていたビジネスコンテストをきっかけに起業することや事業を自分で作ることが日本でもできるんだということを知り、事業を作りたいという思いから企業の新規事業に携わったという経緯もあります。

話はそれましたが、新規事業をやっているうちに4年生の後半になっていて、就職先もなければ、司法試験も辞退したので残された道が起業するしかなく、最終決断をくだしました。

 

–社会経験がないことによってメリットになっていることもしくはデメリットになっていることはありますか?

メリットは怖いもの知らずでデメリットは何も知らないことでした。

ただ何も知らないからこそできた挑戦もありました。サービスに関わることなので後ほど詳しくお伝えしますが、転職をじっくりするのではなくいち早くするべき。という考え方や24時間対応しようという発想を実現させたことです。社会経験がなかったからこそイノベーションを起こせたのではないかと思います。

逆に何も知らないからこそ、遠回りしている部分もあります。

 

26歳女性社長がレガシーな領域への挑戦。事業と組織にかける思いとは

 

 

–現在の事業はどのような経緯で始められたんですか?

最初は営業代行や広告代理店のようなこともしていました。しかし、司法試験の勉強をした経験から、司法試験受験生への情報がクローズされて行き渡っていないので、インプットとアウトプットができる場所があればもっと勉強が捗るのではないかというモヤモヤが私にはありました。そこで、学生が士業事務所にインターンやアルバイトに行けるマッチングサイトを作り、そのあとに初めての資金調達をしてスタートアップでやっていこうと決意しました。

 

–現在はどのようなサービスをされているんですか?

士業・管理部門専門の方々のための”最速転職”というサービスをしています。

一般的な転職エージェントと違って、私たちは転職コンシェルジュのような役割を担っております。転職希望者の方が資格勉強をしながら一般的な転職活動をすると工数が増え仕事が手につかなくなるので、そのような方にオンライン上で、楽に転職を完結することができるのが弊社の最速転職というサービスです。

そのため、ユーザーは仕事帰りや早朝でもコンシェルジュから返信がくるので、一般的なエージェントと違って、ユーザーのペースに合わせて、いつでも転職相談や選考を進めることができます。

 

–転職を最速で行うという発想自体が斬新ですね!「慎重に」という声もある中で、ユーザー側からすると最速転職を使うメリットはどのようなところなんでしょうか?

転職先が決まらないと現職を辞めるのが怖いというのがありますよね。でも面接には仕事が忙しくて行けない。そんな時に弊社のサービスだと、オンラインでサポートをしているので現職を続けながら転職活動をすることができ、仕事を辞めたときには次の転職が決まっている状態だったり、転職活動の複雑なフローや面倒なやり取りを省略できるため、皆さんに安心して、楽にご利用いただけています。

 

–今後はどのようなことをしていくつもりですか?

私の一つの軸として、便利になりつつある社会の中で「生きやすい社会」を作っていきたいと思っているんです。あらゆる側面で「もっと」を追求したくて、横軸では、プロフェッショナル領域の最速転職を色々な業種で展開したいと思っています。縦軸では、士業領域の働き方改革に貢献できるよう、プラットフォームとして提供していくという2軸で会社をやっていきたいです。

 

–士業や管理部門の領域って山本さんのような若いプレイヤーがあまりいないかと思うんですが、そこで考えることや思うことはありますか?

例えば士業領域は平均年齢が高く、IT系がさほど進んでいなかったりします。でも会社の根幹を支えている。こういう業界って若手になじみがなかったりするんですね。私たちはレガシーで、プロフェッショナルな方がなかなか踏み出そうとしないところをもっともっと生きやすく、忙しいものを減らしたりすることで20年後30年後にはすごく若手にとっても身近に思える世界を作っていきたいっていう思いで渋い領域を攻めています!

 

–レガシーな業界にあえて挑む中で社内の雰囲気や組織づくりで大切にしていることはありますか?

転職者の方をサポートする時や仕事で気長に辛抱するシーンで優しさが必要なので、採用基準に優しさをいれています。また、社内では褒め合う文化を大切にしています。

 

–「褒め合うことを大切に」とは具体的にどんな感じのコミュニケーションが日常からあるんですか?

もちろん顧客の獲得は純粋に喜びますし、ちょっとしたサプライズとして入社した人には必ずマグカップと風船をプレゼントしたり、できなかったことが出来るようになったのは褒めるというコミュニケーションをとってますね。

数字を追いかけている時もギスギスした雰囲気にせず、一方しっかりとフィードバックもしています。渋くてあまりなじみのある業界ではありませんので、事業内容よりも会社の雰囲気やプロダクトに対する思いに共感して入社してくれているメンバーが多いです。

DARS by
明治大学経営学部卒業後、2014年に大手人材系企業に入社し、転職サイトを中心とした中途採用領域のセールスを経験。 現在はフリーランスとして活動しており、早稲田大学起業家養成講座への潜入をキッカケにQ-SHOCKをタカタタンと立ち上げる。
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