こんにちはDARSです。突然ですが、みなさんは”ギャラ飲み”という言葉をご存知でしょうか。ギャラ飲みとは
男性から女性へ、参加に対する謝礼として金銭が支払われる飲み会のこと
です。女性は男性に奢ってもらうだけでなく、お小遣い稼ぎもしながら楽しく飲めるとても便利なシステムです。
引用元:https://kotobank.jp/word/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E9%A3%B2%E3%81%BF-1823437
ギャラ飲みという言葉が界隈で一人歩きしていた中、テレビ番組”有吉ジャポン”でも紹介されたギャラ飲みマッチングサービスがあります。その名も”LION”。本日は”LION”を創り上げた起業家へインタビューをし、サービスへかける思いなど普段サービスを利用するだけでは見えない部分をたくさん聞いてきました。
目次
五十君 圭治(Keiji Isogimi)26歳埼玉県出身。2010年に早稲田大学入学。2012年に株式会社ハイパーエイトを設立し代表取締役に就任。街コン事業を開始、街コン事業に専念をするために2012年に早稲田大学中退。2012年から手がけた街コンは通算1000回にも及ぶ。現在はギャラ飲みマッチングサービス”LION”を手がける。 |
–今回は取材の機会をありがとうございます。IVSの動画を見た時からインタビューしたいと思っていたので、嬉しいです。まず、読者にわかりやすいようにLIONのサービス内容について分かりやすく教えてください。
LIONはギャラ飲みのマッチングサービスです。ギャラ飲みの意味は前述の通りなので、まずビジネスモデルを説明します。男性が60分当たり6900円の料金を女性にお支払いして飲み会を楽しみます。その料金の一部を手数料として頂くという至ってシンプルなビジネスモデルです。
ユーザーとなる男性がFacebookメッセンジャーボットを使って、エリアと人数と時間を指定して予約を入れると、30分で女性が来ます。
–なるほど。キャバクラ版Uberと呼ばれる声もあると思うんですが、キャバクラとの違いってどんなところですか?
色々ありますが、一番は男性がオーナーシップを持てるので、リラックスして飲み会を楽しめるところです。キャバクラやラウンジなどはキャストの属する箱(お店)に行くので、オーナーシップを持っているのがお店側なんですよね。例えば、注文を聞かれたりとか延長をお願いされたりとか、ドリンクの注文をお願いされたりとか。LIONの場合はそれがないですね。
–まさにお客様が主役になれるんですね。確かにキャバクラとかって変に気使う時ありますもんね(笑)女性はどんな方がいるんですか?
20〜26歳の社会人・学生が400人ほど登録しています。5%という狭き選考基準をくぐり抜けている方達のみなので、男性の満足度がとても高いです!
–素晴らしいですね!Q-SHOCKは仕事のメディアなので、ちょっと真面目な質問しますね。どのような経緯でこのサービスを作ったんですか?
ユーザーの方が習慣的に使ってもらえるサービスを作りたいと思ったことがキッカケです。
街コンもそうだと思うんですが、今世の中に出ているマッチングサービスってライフタイムバリューが短いんですよね。マッチングだと恋人候補を見つけてそこでサービスの利用をストップする人が殆どです。すると、広告をたくさんばらまいて、新規ユーザーの流入をどんどん促していく手法に頼ります。
また、結婚相談所も成婚に対して報酬が発生するし、結婚を扱っているため、リピートされることって殆どないです(笑)
そこで、接待に目をつけました。日本特有の文化でビジネスパートナーと夜のお店へ行くことって多いですよね。秘密を共有した気のおけない相手というポジションをお互いに築けるからだと思うんですが(笑)なので、接待をステージにしたマッチングサービスなら継続して使ってもらえると思いました。
–目の付け所が秀逸ですね。継続して使ってもらうサービスって他にもあると思うんですが、なぜマッチングにこだわってるんですか?
自分自身、男女のマッチングが好きだからです!以前マッチング以外の領域のサービスもやっていましたが、好きなことじゃないと継続的に高い熱量で物事を進めるってなかなか難しいです。ビジョナリーカンパニーに書かれているハリネズミの概念(下記画像参照)に則ってこの考えに至りました。
出典:goo.gl/BoVBk4
–合理的ですね!マッチングは昔から好きだったんですか?
高校が男子校だったので、ナンパが趣味だったんです(笑)女子校の文化祭行って、ナンパしたりしてました。
こう言うと本当かよと疑われるかもしれませんが、女の子に興味があったというよりも趣味としてナンパが好きでした。
そこから知り合った女の子たちと男子校のクラスメイトを集めてパーティーを開いたりして、合ってそうな男女をくっつけるとみんなに感謝してもらえたので、高校時代からマッチングは得意かつ好きなことでした。
–自分も男子校出身だったので、文化祭や女子校との交流についてなんか分かりますね。五十君さんみたいな方を同級生に持ちたかったです(笑)後編では五十君さんについてもっと聞かせてください!