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前田裕二の講演会を主催した引きこもり高校生社長の実態

Q-SHOCKをご覧の皆さんこんにちは、タカタタンです!

読者の皆さんは、2017/11/15に『人生の勝算』の著者である前田裕二さんの講演会を、1人の高校生が主催して行われたことをご存知でしょうか。

当日は、200名ほどの人が集まって大盛況でした。タカタタンも誘っていただいて最前列に陣取ってきましたが、

本にも書いていないような幼少期の話や、SHOWROOMの今後の展開などについて話をしてくれた最高な会でした!

そこで、今回は高校生社長こと、白井響さんにインタビューをして
彼の実態に迫りながら、前田さんのイベントを開催した情熱はどこから湧いてきたのか、どうして彼があのイベントを実現させられたのか?教えてもらいました。

前田裕二さんの講演会を企画した高校生は、普段何をしているの?

–早速教えていただきたいんですが、白井さんって、普段は何しているんですか?

僕は、普段、散歩をしているか、乃木坂46の動画を見ているか、寝ているかしていますね!
あとここ数日、マンガの三月のライオンを読み返しています。今ちょうど、最新刊を読み返しています(笑)

 

–あ、そうなんですか!あれ、最近は、高校へ行っていないんですか?

高校は2ヶ月前に休学をしました。このままやめちゃうと思います。
実のところをいうと起業をしているんですが、今までは、“高校生社長”と名乗るために、高校に行ってたんです(笑)
そもそも通信制なので、あまり通っていなかったのですが、それでも通うのもめんどくさくなって来ましたし、
高校生社長って名乗るのも、そろそろいいかなあと思ってきたので、やめようかと思います。

 

–「名乗るためだけに」って、戦略的!悪びれず言う所がとても正直ですね!(笑)学校を辞めることに関して、周囲の人は何か言ってこないんですか?
また、言って来るとしたらそのことについて、白井さんが何か思うことはありますか?

まず、具体的に何を言われたかは、あんまり覚えてないですが、父親からは猛反対されましたね。「学歴がないと生きていけないぞ!」みたいなことを言われたと思います。ただ僕としては、東大ならまだしも通信制の高校を卒業することに何の価値があるんだろうと凄く疑問ですね(笑)

一番大事なのはこれからの時代に何が価値になってくるんだろうということだと思うんです。
自分の好きなことに熱中する姿、心の底から湧き上がる衝動から、行動を起こし、未来を切り開いていく姿が人を魅了し、一番の価値となっていくと僕は思います!だから、今後は、高卒よりも中卒の方が逆境感が高まってまだ価値が出てくると思うんですよね(笑)

 

–なるほど!やっぱり反対されたんですね!でも、白井さんは、しっかりと目的を持って行動をしているから、ブレないんですね。私は、目的を持って行動して、自分で納得ができるんだったら、いいと思うんです。ちなみに、白井さんがどんな小・中学生だったのか、気になるので教えてください!

小学校のころはクラスのみんなを笑かそうとしている子でした。
でも、中学に入って、中学2年生の終わり頃に引きこもってしまいましたんです。
もう、、、ずっと学校が嫌で嫌でしょうがなかったです。中学ではさらに嫌になりました。

 

–確かに語っている時も、眉間にしわを寄せて、だいぶ嫌そうな顔をされていますが、、、。何がそんなに嫌だったんですか?

ほぼすべてが嫌だったんです。朝から通うって言うのが嫌でしたし、なんで長く拘束されているのかわからなかったです。
授業がつまらなくて。先生が授業を面白くしようとする努力をほとんどしないし。
あと、僕は授業の時ずっと黒板に書いてあることをノートに写してたんですけど、今考えればそれって写メ撮れば終わりだと思います。

高校生社長が引きこもっている理由

 

–なるほど確かに、、、。いま会議の議事録とかもホワイトボードとかに書いてそれを最後に写メ撮る時代ですし確かに無駄ですね。白井さんの話を聞いていると、クレバー且つ正直なのだという事が伝わってきます!そんな白井さんは、引きこもってる時って何をしていたんですか?

基本的に、朝起きてから夜寝るまでパズドラとクラッシュオブクランをプレイするっていうのを2ヶ月間毎日繰り返すことをしていました。自分でも異様だなと思います(笑)引きこもってからはハマる対象は変われど、ずっと何かに没頭しながら生きてますね。没頭するために引きこもっていると言っても過言ではありません。

 

–いいですね!対象は変わっても、没頭ってすごく大事な事だと思います。引きこもる=悪いことという認識が多いんですが、ズレてると思います。ダラダラ何かで時間を浪費するんだったら、何かに没頭したほうがいい。それからどうされたんですか?

初めは全日制の高校に入学したんですよね。でも、そこはレベルの高い大学を目指すような進学コースで。入学した週の週末に2日間丸々勉強漬けという合宿があったんですよ。もうだめだと思って、2日で行かなくなってしまいました(笑)そして、1年後に通信制の高校に入り直したのが今までの経緯です。

 

–なるほど、今の高校生社長としての業はどのようなことをされているのですか?

今年の2月からやっているサービスで、SuKiということをしています。
仲間集めサービスと謳ってるんですが、今は変えようと思ってまして。「目的」のあるコミュニティを作るためのサービスと謳おうと思っています。
例えば、お店を作りたいって目標にみんなで一丸となって頑張るみたいなコミュニティです。
このSuKiは、エンターテイメントにしていきたいと思っています。人の心を動かす。熱狂させる。人の感情を色々な方向に揺さぶる。そんなサービスを作りたいです!!

 

前田さん講演会開催までの流れ

–人の心を揺さぶりたいってとてもエモーショナルな動機ですね。エンターテイメントといえば、SHOWROOM!先日の最高だった前田さんとのイベントもビジネス的なつながりから派生して開催されたものなんですか?

いえ、実は違うんです。そもそも前田さんを知ったのが、今年(2017年)の6月でした。

 

–最近のことなのですね!

はい!とあるイベントに行ったら、前田さんが話されていました。そのイベントの懇親会で信じられない光景を目の当たりにしたんです。参加者よりもへりくだって話す前田さんの姿でした。前田さんって有名人ですし、そこまで腰が低い人を見たことがなかったので、凄く衝撃的で、前田さんに惹かれました。そしたら、1ヶ月後くらいに『人生の勝算』が発売されました。キングコングの西野さんが、その本の広告を自主的にうったと言う話があって、これだ!と思って僕もなぜか乗っかって広告を打ったんです(笑)ツイッターで前田さんにそれを取り上げて貰えました!そこである程度、前田さんの信用を得れたんだと思っています。

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–なるほど。やりたいと思ったら行動しちゃうんですね!しかも、前田さんの力になろうと動いたわけですね。それからの流れを教えて下さい!

はい!自分に何ができるかと思ったら、講演会の主催を思いつきました。
それを、先月実行に移したと言う感じです。9月に企画をしようとして、色々と決まらなくて(笑)
それでなんとか日程だけ決めたんですが、「あと1ヶ月ちょっとしかない!」って状況になってしまい、超特急でやりましたね(笑)

–確かにtwitterでリプを飛ばしたりと色々と策を持って取り組んでいたんですね!僕たちのところにもこんなリプがきたのがきっかけでしたね!(笑)

 

–会を開催したきっかけについても教えていただけますか?

はい!1ヶ月で2oo人集めるのはなかなか大変でした(笑)
そもそもなんで講演会をやりたかったかというと、“ただ自分がやりたかった”だけです(笑)僕が大好きな前田さんっていう人間をみんなに伝えたい!って想いが強かったんです。

 

–思いを実現させる行動力、本当にすごいと思います。前田さんにも、ギャラとかお支払いできたんですか?

あ!ギャラではなく「人生の勝算200冊購入で講演会をやります!」って企画を前田さんがされてるので、僕は、200冊購入しました!まだ100 冊くらい残ってますので、ぜひこれを読んでいただいた皆さんに買って欲しいです(笑)
買っていただける方はFacebookTwitterのDMから連絡をください。よろしくお願いします!

 

–皆さん、まだ購入されていない方は、白井さんから買ってあげてください(笑)次にやりたいことについて教えていただけますでしょうか。

次にやりたいのが、ぼくが好きな人を集めて何時間も語り合ってもらう、完全に僕得の最高なイベントを作りたいと思っています(笑)
落合陽一さん、けんすうさん、佐藤航陽さん、西野亮廣さん、前田裕二さん、箕輪厚介さんを呼びたいです!!

–実現したら絶対に行きたい!てか、一緒にやりましょう!

なぜ白井さんは、前田裕二さんの講演会を実現できたのか

白井さんと話をして、“前田裕二さんの講演会を実現できたのは、白井さんがやりたいと思ったことを、やりたいと思ったタイミングで行動して、その白井さんのやりたいに200名の方が共感したからだ”ということが分かりました。ちょっと当たり前の事かもしれませんが、自分のやりたいと思った事を実現するってとても大切な事だと思います。

「前田さんは高校生の僕なんて相手にしてくれないだろう、、、」「キングコング西野さんの真似なんてできないだろう、、、」なーんて考えずに、やりたいと思ったからやっているわけです。それは胸打たれますよね。即行動が大事だと思いました。

インタビュー後、私は彼に、「水のように生きていますね」と言いました。スタートを切る時、さながら水が流れるごとくスムーズに始めているからです。しかも力みがなく、自然体で行動しているところが水を想起させました。何か行動をする際には、詰まってしまうものですが、皆さんも彼のような水のイメージを参考にされてみてはいかがでしょうか。

前田さん講演会の最後で、主催者の挨拶があったんですが、そこで、「感動した後の涙が流せないのが悔しくて泣きそうです」と話している姿を見ました。

↓以下の通りのコメントをしていました↓

失礼ながら「コメントが面白いなあ!!」と思い、Twitterでアプローチをして聞かせていただきましてた。

色々と音声の問題など有ったようですが、会場に行った私としては最高の会で、白井さんには、本当に感謝です。

次回のイベントも楽しみにしています!

 

※今回白井さんを撮影する際、iPhoneで撮影したため(私の撮影技術が微妙だという事もありますが)あまり綺麗な写真にはできませんでした涙
Q-SHOCKでは、一眼レフカメラを買ってインタビューを受けてカッコよく撮影したいと考えています!
そのため、polcaでお金を集めようと考えています。ぜひご支援ください!

by
早稲田大学大学院卒の27歳。 Tokyo XR Startups、レオス・キャピタルワークスにおけるインターンを経て、早稲田起業家養成講座に触発されDARSと共にQ-SHOCKを開始。現在は、for Startups, Inc.でヒューマンキャピタリストとしても活躍中。趣味は読書とカフェ巡り。ビールが大好き。
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