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フリーランスでは得られない組織で働くメリットとは

Q-SHOCKをご覧になられている皆さん、こんにちは。タカタタンです。
先日DARSが過去の記事をリライトしていたので、わたしも彼に倣って、リライトをしてみようとしてみます。

タカタタン自身が20代半ばの方と話している中で、「ゆくゆくはフリーランスで働きたい」という意見が非常に多く感じられたので調べてみました!
すると、日本における広義のフリーランス数が推計1,122万人に達するという結果が見れました。

出典:https://goo.gl/LKPcKj

確かにノマドワークなど、時間や場所に縛られない働き方は非常に魅力的ですよね。
しかし、逆に組織で働くことにはどのような意味合いがあるのか、考えて見ました。

1.仲間ができる

皆さんは、学生時代、体育祭や文化祭に取り組まれたことはありますでしょうか。同じ空間に長いこと一緒にいることで、
共に課題を攻略する中で、ラポールが形成されていきます。ラポールとは、もともとは心理学の用語で、互いに信頼し合い、安心して感情の交流を行うことができる関係が成立している状態を表すそうです。企業で働くと、否が応でも共同作業が必須になってくるので、ラポールも形成しやすいのです。新入社員として入ると、同期という形で、自動的に仲間が手に入ります。

2.1人では成し遂げられない大きな仕事ができる

充実感という意味では、自分の成し遂げた分だけお金をもらえるフリーランスはやりがいを感じられることでしょう。しかし、フリーランスとしてやるのと、会社で事業をすることでは、まず動かせる経済規模が違います。例えば、フリーランスでライターをしている会社の年商が600万円だとして、大手ベンチャー企業のサイバーエージェントのインターネット広告事業の4半期の決算を見ると、510億円もの売上です。もちろん、単純な比較にはなりませんが、会社で働くことで、チームワークを駆使して、社会に対しより多くの付加価値を提供することができるのです。それは非常に大きなやりがいになりと思います。 出典:http://pdf.cyberagent.co.jp/C4751/xOcR/avyq/SBXK.pdf

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3.スピード感を持って仕事を進められる。

仕事をスピード感を持って進める時には、集まってやったほうがいい。
これはサイボーズ代表の青野さんによる著作、『チームのことだけ、考えた』を読んで知ったことです。
リモートワークなど、多様な働き方で有名なサイボーズですが、彼らは単に自由に働きたいから、自由な働き方を進めているわけではありません。
サイボーズは、世界で一番使われるグループウエア・メーカーになる、という目標のために、機能しているから成り立っているわけです。
また、リアルな話し合いの場は無くならない、と彼は言います。いくら音楽の録音技術が向上して、ネット上で音楽を買い、機械で音楽を再生することになっても、ライブがなくならないように、ネット上で仕事を完結させられる様々なツールはあるが、お互いの顔が見えて初めてわかるものもあると言います。フリーランスになると、仕事の受注から、発注までをネット上で完結する場合もありますが、会社で仕事をするとなると、一緒に熱量を持って、会議をして、仕事を遂行することができるでしょう。

4.フリーランスでは身につかないものが身につく

よく、若者に聞くと、大きな企業は安定をしているから成長できない、といったような意見がありますが。果たして本当でしょうか。
確かにフリーランスにて責任を持って仕事をすることで伸びる力もあるかと思いますが、大きな企業で働くことで、伸びる力もあります。例えば、マネジメント力は組織で働かなければ身につきませんし、ビジネスマナーや礼節などは研修を設けて学べる会社も多いです。名刺の配り方などはフリーランスになっても必要なものでしょう。組織には、ビジネスのノウハウも蓄積しています。webでいえばSEOの知識などが体系的にまとめられており、非常に効率よくビジネススキルを身につけることができます。特に、企業で働くと信頼を作るのが簡単です。仕事がかったるいから、と言って、数ヶ月で会社を辞めてしまう人生もありですが、例えば、「サイバーエージェント社で広告の運用を2年間やっていました」というのと、「2ヶ月で辞めました!」では、仕事をやっていく上でも、全く信頼感が違いますよね。どこかの組織で、一定期間頑張ったということは十分に信頼に値するのです。

まとめ

最後になりますが、組織に属するということは、大なり小なり組織の風土に染まるということです。そして、その組織出身の人という事で今後見られることになります。だから、上記の文章を読んで、組織で働くのもいいかなと思った方は、その組織が1〜4のものが身につきそうかどうか、吟味してみてはいかがでしょうか。それにしても過去の文章って恥ずかしいですね笑

by
早稲田大学大学院卒の27歳。 Tokyo XR Startups、レオス・キャピタルワークスにおけるインターンを経て、早稲田起業家養成講座に触発されDARSと共にQ-SHOCKを開始。現在は、for Startups, Inc.でヒューマンキャピタリストとしても活躍中。趣味は読書とカフェ巡り。ビールが大好き。
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