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iPhoneを持ったことがキッカケで高校を退学した驚異の18歳起業家

みなさんこんにちはタカタタンです。

今日はQ-SHOCK市場最年少の18歳起業家から話を聞いてきました!

彼の名前は北村 樹生(通称:きい君)

Skyland Ventures開催のイベントにて出会った彼の魅力に6連載で迫ってみます。

ぜひお楽しみに!

名前:北村 樹生(きたむら たつき)

1999年8月24日生まれ、18歳、おとめ座

中学校に通いながらWeb制作の受託を始め、高校に進学後わずか1年で中途退学し、高等学校卒業程度認定試験を受験、そして合格。その後個人事業主として活動しながら、2017年9月にWebサービスの開発を中心に行う「Kewl」を立ち上げ、11月に「株式会社Kreaate」を設立。
趣味は音楽や映画鑑賞など。DTMや小説を書いていた経験も。
中高生の時から機械学習や深層学習、VR、AR、ブロックチェーン(ビットコイン)に興味あり。

 

–そもそもきいさんの今何やってるのかっていうところから教えてもらっていいですか?

まだ登記できてないんですけど、その会社のプロダクトを練ったり、ウェブ制作チームの代表をやっていて、チーム回したりとか、後はゲストハウスのプロダクトを作ってて、プロトタイプを作ったりイベントやったりとか、マネジメントの事を考えたりしてます。
あとは、趣味程度なんですけど作曲とか小説書いたり、詩書いたり、写真も撮ったりとかします。

 

–めちゃくちゃ多様ですね。今おいくつでしたっけ?

ありがとうございます!今18歳になって3ヶ月くらいですね。

 

–若すぎる…!ちなみにもともと住んでいた場所どこだったんですか?

もともと兵庫県の芦屋ってとこですね。その前は大阪の羽曳野ってところにすんでました!めっちゃ田舎のところですね。

 

–きいさん喋っていても、全然関西弁出てこないですね。

そうですね。
もともと住んでるところが標準語使う場所なんですけど、小説書くときに標準語で書くので、標準語に慣れ親しみましたね!

 

–え!小説を書かれていたんですね?いつから小説書いてたんですか?

中学2年生の時、名前忘れたんですけど、サイトを見つけて、そこでユーザーが小説を投稿してるのを見てて、それがすごく面白くて、プロじゃない人間が描く小説も面白さがあるんだなーって思って、自分も書いて見たら良いんじゃないかな?って思ったんです。
そこから小説の書き方をググって、ちょいちょい書きだしました。
最初はエンタメ小説を書いてたんですけど、純文学ってのがすごく面白いと思って、のめり込んでいったって感じです。

 

–好きな小説のジャンルやオススメの小説かとかはあるの?

何でも好きなんですよね。その人の表現が面白いなと思ったらその本が好きになります。
ジャンルとかより直感的に面白いなぁと思ったらこれは面白い小説だってなります!

 

–それはノンフィクションですか?

ノンフィクションでもフィクションでも織り込まれているやつが好きです。
あとは、詩が好きなんです。詩は短文で色んなことが書いてあるんで、実は小説より詩が好きです。

 

–詩って限られた文字数で書かれてるからこそ奥行きが生まれますよね。

一見、何言ってるかわからなくても本当に何回も同じ文について考えると裏が見えて来たりします。

そうやって、だんだん表の情報量の多さが増えてくるので、言葉ってすごいなーって面白さを感じます。

噛めば噛むほど味が出るみたいなあれですね笑

 

–言葉って深いですよね。そういえば、きいさんに会った時に、言葉の選び方がすごい洗練されてると思いました。
1つ1つ言葉を置いて行くみたいな喋り方・言葉の洗練のされ方がものすごく家入さんぽいなと思いました。

ありがとうございます笑
嬉しいです笑

 

–脱線してすみません。高校を辞めた時の話を聞かせていただけますか?

高校2年生になった4月に学校にいかなくなりました。
でも、学校にはものすごく引きとめられていましたね。
多分実績として置いておきたかったのかな・・・。

 

–成績は良かったんですか?

トップでしたね1年からずっと。

 

–なるほど。小学校・中学校はどういう生活を送っていたんですか?

小学校はいたって普通でした。寝坊してずっと遅刻ばっか。あ、あとはバスケしてましたね。
転機は、中1ですね。その頃にiPhoneに触れることができて、ネットや最新テクノロジーの凄さを知りました!
自分は授業に出るよりも、ネットに触れていたほうが今後有利になる気がしたので、学校に行かないで、朝方までネットサーフィンして気になる事を調べてました。

 

–例えばなにを調べていたんですか?

中2か中3の頃にジーンクエストがてきたんですよ。
人の遺伝子って誰でもわかる時代が来たのかって思いました。
そこでゲノムについていっぱい調べて、日本語訳された論文とか日本語で書かれた論文とかひたすら読んでました。
当然わからない単語とかでてくるんですけど、次はわかんない言葉をひたすら調べてって何時間も何十時間も、人の数倍ぐらいの時間読んでました。

 

–知的好奇心の塊ですね!他に気になっていたことってありますか??

子どもたちのリテラシーをどうやって成長させるのか?害のある情報をどうやって制限するのか?に興味がありました。
たくさんの情報が取れるけど、情報を乗りこなす術を知らないと害のある情報をつかんで嫌な思いをする人間が必然と出てくる。
“ネットサーフィン”なんで、どうやって情報の波を乗りこなすかが大事なんです。

 

–それをおもったのが、おいくつ位の頃ですか?

中3の頃とかですかね。

 

–すごい(脱帽)きいさん的に、情報を乗りこなすコツを教えてください。

ひたすら情報を集めることですね。

例えば1個の情報を集めた時は1個しか情報がないので主観的になってしまう。
でも1個の情報じゃなくて10個の情報集めたら、10個分の情報があるから客観的になる。
とりあえず主観要素を無くそうとしていました。

 

–中3にして。。苦笑

たくさんの情報を持ち紐解いておくと客観的に見れるので、その情報を元に考えれば害を排除できる。

 

–情報の取捨選択でもトライアンドエラーによって成長ができるということですね。取捨選択を重ねた分だけ経験が積み重なっていきますよね。

はい。だからこそ僕はSNSは必要かなって思いますね。失敗したりとか早めに経験したら若いうちの方が、吸収力があるんで、若いうちからTwitterとか触ってたほうが有利だと思いますね。
中学生の時はもう情報の入り方が異常に悪かったです。最近になってほんとに何でもかんでも入ってくるようになりました。
学び方に関しても常にアップデートできます。それで、学びが加速してますね。

 

–世の中の学びの速度が遅いですよね。

はい。そこに気がつくことがとても大事だと思います。

 

–iPhoneに出会った時に気づいちゃったんでしょうね。

ですね笑 授業の教科書の中身って変わるじゃないですか。
変わるのに何でやってんだろう?と思って、変わってしまうものを僕らは数年間を費やして覚えるんです。
だったら常に最新の情報を追いかけてる方が、メリットがあると思いましたね。
なので授業の意味が分からなくなってきて。。

 

–で、やめちゃったと。

はい(ニコッ)

 

次回は、とあるエンジェル投資家との出会いについて
語らせていただきます。お楽しみにです!

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早稲田大学大学院卒の27歳。 Tokyo XR Startups、レオス・キャピタルワークスにおけるインターンを経て、早稲田起業家養成講座に触発されDARSと共にQ-SHOCKを開始。現在は、for Startups, Inc.でヒューマンキャピタリストとしても活躍中。趣味は読書とカフェ巡り。ビールが大好き。
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