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現役慶應ボーイが、YouTuberにならなければならなかった理由

こんにちは、タカタタンです。

前回の記事では学生としてのとっくんを取材させていただきましたが、Part2では、Youtuberとしてのとっくんを取材させていただきました!

 

–Youtuber としての活動はいつから始めているんですか?

YouTubeは今年(2017年)の6月から始めています。

 

–Youtuberの中でも高校生に対して大学を紹介している人っていないですよね。

そうですね。

実は、もともと教育には興味を持っていたんです。小学生の頃からサッカーをやっていて、僕自身はサッカーに育てられたと思っているんです。だから、サッカーなどスポーツを通じて人を育てたいな、という思いがありました。

そこで教員に興味を持ったのですが、話を聞く限り、教員は僕のやりたいことではないなと思って、教員になることは辞めました。

 

 

–そうなんですね。

大学に入った時の話に戻るんですが、正直、京大・慶應を目指したのは、大学のブランド力だけで選んだんです。

僕は愛媛という地方で生まれ育ったんですが、愛媛から京大や慶應に行ければカッコいいなと(笑)。

ただ、その結果として大学で特に何かを成し遂げるということが無かったんですね。大学に入ったことに満足してしまったんです。

高校時代は、世の中のことをほとんど知りませんでした。当時は周りも同じだったので特に疑問を持ちませんでしたが、大学で東京に来て世界の広さを知りました。

僕が高校時代に知っていた仕事といえば、親の仕事とか映画やドラマで見る仕事くらいです。知らなかったんですね。僕は何も。だから、僕の選択肢はブランド力で選ぶしかなかったんです。

 

 

–なるほど、知らないからこそ選べないんですね。

はい。世の中には、

こういう人がいるんだ、

こういう仕事があるんだ、

こういう生き方があるんだ、

という知識があったら、選択肢の幅ってもっと広がっていたなと思いました。知っていたら進路も違っていたと思います。

今、高校生に戻ったら絶対に日本の大学には行かないですね(笑)

実は周りにこのことを話すと、後悔している人って結構いるなと感じました。

特に就活を終えた学生や社会人は共感度が高く、これは大人になってから自覚する問題なんだなとも思いました。

この後悔を今の高校生にはして欲しくない、という思いでYouTubeを始めました。

僕がやらなければ誰がやるんだ!という使命感に駆られていました!

 

 

–他のSNSではやらなかったのですか??

最初は、Twitterで受験相談をしていたんですね。けど、ある日、最近の高校生はあんまりTwitterを見ないよ!って言われたんです。

InstagramかYoutubeを見ているよ!ということだったので、YouTuberを始めました。

 

–フィードバック早いですね!YouTubeではどんなことをしているんですか?

高校生に例えば、慶應の経済学部って何をしているのか知っている?と聞いても「想像もつかない!」って言うんです。

にもかかわらず、慶應に行きたがるんです。

これってもうブランドじゃないですか!

僕と同じ道を歩もうとしていると思ったんです(笑)

でも現実は、慶應に入って、「何か違う」と言って腐っていくやつを何人も見てきました。授業に来なくなるやつ、授業に来ても寝てるだけのやつ、大学をやめるやつ、とか。僕もそういう時期もありましたが(笑)

ただ、それって4年間の時間と学費の無駄使いだと思うんです。だから、高校生には大学では実際にどんな勉強しているのかしっかりと知ってもらう必要があると思ったんです。

いろんな大学の、いろんな学部の学生をチャンネルに招いて、大学で勉強していること、活動していることを話してもらうようにしています!

 

 

–他に何か構想ってありますか?

大学って勉強するだけの場所ではないと僕は思っているんです。

この自由な時間、そして大学生というブランド力を駆使して、様々な活動に注力すべきだと思っているんです。

僕みたいに教育活動に携わったり、ビジネスをしたり。

そういう大学生に来てもらって活動について話してもらいたいと思っています。

高校生の選択肢として、こんな大学生もいるんだ!ということを知って欲しんです!

他にも、地方の高校生向けのオープンキャンパスや、世の中に潜む社会問題なども発信していきたいですね。

特に日本では社会問題に対する認知そのものが低いと思っていて、それを高校生にはしっかり知ってもらいたいですね。

 

 

–素晴らしいですね!高校生の中でもどういう高校生に届けたいんですか?

都会に住む高校生は比較的、人や情報に触れることができるので、地方に住む高校生に届けたいと思っています。こんな人もいるんだよ!こんな仕事もあるんだよ!と。

僕は地方で育ち、大学で上京して、地方と都会、両方の良さを知ることができましたが、その良さを知らないまま一生を終えるのは勿体無いと思うんです。

 

 

–YouTuberをしていて、楽しいと思うところはどんなとこですか?

自分でも意外だったんですが、動画を撮影して、編集することが楽しいんです!あとは、動画の説明欄のところに動画リクエストフォームを作っているんですが、高校生からリクエストが来ると嬉しいですね。(※編集を楽しんでいることがよくわかる動画はコチラ!)ちなみにオススメ動画はコチラです。

今後とも、リクエストバンバンください!

 

進路ってみなさん悩みますよね。

ネットに情報はあふれているとは言え、今ではTwitterも見ていないとのこと。タカタタンの周りの大学生にはFacebookもやっていないという人がいるくらいです。

そんな中、面白くて見ちゃうようなYouTubeだったら受け入れてくれるだろうという狙いは流石です!

明日の記事では、とっくんが他にもやっていることについて聞いて見ます。

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早稲田大学大学院卒の27歳。 Tokyo XR Startups、レオス・キャピタルワークスにおけるインターンを経て、早稲田起業家養成講座に触発されDARSと共にQ-SHOCKを開始。現在は、for Startups, Inc.でヒューマンキャピタリストとしても活躍中。趣味は読書とカフェ巡り。ビールが大好き。
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