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偏差値を20も落として高校編入!? SCOUTER社COO山田さんの衝撃的な過去

こんにちは。DARSです。今回は、日本初のソーシャルヘッドハンティングで有名なSCOUTER社にお邪魔し、あえて目立つのが嫌いなNo.2の山田さんへ取材をさせて頂きました。山田さんは、ブログ内でNo.2の仕事論やスタートアップ経営のリアル等執筆し、大きな反響を呼ぶとともに知的なイメージを周囲に与えています。そこで、前編では山田さんの学生時代に遡って人間性の部分に迫ってみました。是非お読みください。

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プロフィール

 

画像に含まれている可能性があるもの:山田 浩輝さん、クローズアップ

 

山田浩輝(Hiroki Yamada)

25歳。株式会社SCOUTERのCOO。埼玉県さいたま市出身。高校時代は入学5ヵ月後に偏差値68から48に落とす編入経験あり。青山学院大学3年時に代表の中嶋さんとSCOUTERの前身企業を創業。最近ではブログ”株式会社SCOUTERのCOOが人事を尽くして考えた”がスタートアップ界隈で話題に。(http://reno-coo.hatenablog.jp/)プライベートでは2017年12月24日に結婚をしている。

 

衝撃の高校編入、60日中50日は引き篭もる大学生活の夏休み。山田さんの知られざる過去

 

 

–高校時代偏差値68から48!20落とす編入って何があったんですか。

よくある「いじめ」や 「学業不振」での編入ではないんですね。当時通っていた高校が、前年度の合格実績が振るわなかったことに危機感を抱き我々の世代では1年生の時から勉強合宿があったりと、以前に増してガチガチの進学クラスになったんですね。自分は普通の高校生活を送りたいと考えていたんで、即編入を考えました。それでホームページなどで編入の募集要項を調べては資料請求したり、面談に行ったりとしたんですが、どこの学校もそんな理由では編入を受け入れてくれませんでした(笑)そして、ようやく受け入れた学校の偏差値が元々いた学校よりも偏差値が20も低かったんです。

 

–なるほど。親御さん反対しませんでした?

父は好きにすればという感じで、母はその高校に私を入れたことに責任感に駆られていました。面接時に学校から「どんな教育をされたらこうなるの?」みたいなことを言われたりして、母には迷惑をかけました。私は上に2人、姉と兄がいるんですが、いわゆる優等生で大手企業に就職しています。この時から3兄弟の中でもかなり異端児のポジションを取れたかと思ってはいます(笑)私の兄弟は大手安定企業に勤めていますが、私が事後報告で起業した時も、「あぁやっぱりね」って感じで特に驚かれなかったです(笑)

 

–編入してからは普通の高校生活を無事に送れましたか?(笑)

そうですね。部活はやっていませんでしたが、よくAKB48のライブに通う生活を2年時までして、3年時は受験勉強に専念して青山学院大学に入学しました。

 

–代表の中嶋さんと知り合われたのも大学でしたよね。どんな出会いだったんですか?

中嶋とは入学初日に出会いました。同じクラスだったんですが、その日にガイダンスの一環として、グループディスカッションが行われたんですね。そこで同じグループだったんですよ。

 

–グループディスカッションでは何をしたか覚えてますか?

確か「タンブラーを普及させるためにはどうすれば良いか?」という議題でした。そこで中嶋と私がグループを仕切って、他のグループよりも斜め上いく提案をして見事に優勝しました。正確には覚えていませんが、タンブラーを使える自動販売機を増やして、使用者には割引などの特典をつけるべきという提案をしました。その日から中嶋とは互いを認め合っている感覚があって、授業の場で議論できる仲間という関係性でしたね。中嶋とは今まで1回も遊んだことありませんし、友達とも思っていません。趣味も全然違いますし、今後も特に遊びたくないです(笑)

 

–衝撃の出会いだったんですね。その後の大学生活はいかがでしたか?

大学って全国から色んな人が集まってきて、1個の問いに対してみんなでディスカッションして互いを高め合う場だとワクワクウキウキ期待して入学しました。しかし、周りを見ると議論の場など一切なく、ウェイウェイしている人だらけで正直退屈で2年生まではいわゆるクソな生活を送っていました。

夏休みも本当にすることがなくて、60日中50日は家にいましたね(笑)お昼頃「ご飯だよ」と呼ばれてから起きて、国会中継を聴きながら再び眠るみたいな生活をしてました。15:00に国会中継が終わるので、そこからまたすることがないんです(笑)

 

–本当に普通の大学生とはえらく違いますね。バイトとかしてなかったんですか?

大学生って普通は居酒屋とかでバイトすると思うんですが、僕は「いらっしゃいませ!」って大きい声で接客ができないんですよ(笑)恥ずかしいので(笑)だから塾講師を一時期やっていました。

 

退屈な大学生活から一転!?中嶋汰朗との創業エピソード

 

左が中嶋さん

 

–今まで会ってきた若手経営者の方にはいないタイプの学生時代を過ごされてますね。そこから起業に至るまで何があったんですか?

中嶋が大学でベンチャー起業論という講義を受講していたんですね。その授業は早稲田大学の起業家養成講座のように経営者がゲストとしてきてくれるもので、メイン講師がイーアクセス創業者の千本さん、ゲストでライフネット生命の岩瀬さんやリブセンスの村上さんと豪華たる起業家の話を中嶋が聴いて「会社やりたい!」と奮起した次の日に「おい!山田、やるぞ!」と誘われました(笑)その場でOKしましたね。

 

–意思決定のスピードすごいですね!

僕もいずれ起業とかすることを考えてましたが、目立つこと嫌いだし、これまでの人生No.2として生きてきたんですね。No.2としてNo.1を操る黒幕的なポジションでやることをイメージしてました。対して、中嶋はNo.1で自分が目立っていたいタイプなので、相性が良いことを瞬時にイメージできたからですね。

 

–ビジネスモデルとかももう決まっていたんですか?

授業中にビジネスモデルを考える時間があったみたいで、今の事業とは違う新卒領域の人材マッチングビジネスをぼんやりと描いていました。せっかくだし、まぁそれで行くかと。その後授業で中嶋さんがプレゼンをして、千本さんから「君は筋がいいから本社に来てプレゼンをしなさい」といきなり予想だにしない大きなチャンスに恵まれちゃいました。その半年後に千本さんから出資をして頂きました。

 

–最初はSCOUTERというサービスではなかったんですね

新卒領域のマッチングサービスである程度会社として成り立つ段階まで行きました。しかし、中嶋は「俺はROCKになりたい」という前提で会社を創っていますし、私も資産形成を目的として会社を創っています。だったら、もっと大きいことをしようとなりました。それまで人材紹介ビジネスの闇を見てきた自分たちだからこそ、できることを考えた結果が今のSCOUTER事業です。事業の詳細はこちらにあります。

 

 

–ありがとうございます。個人の目的は違えど、大きいことをしたいという共通の意識があって相性抜群なんですね。後編では先ほどから、何度か話題が出ているNo.2という立ち位置について山田さんからお聞きしたいです。

もちろんです。そこが一番話したかった部分なので、なんでもお話します。結構過激な物言いもするかもしれませんが、是非読んでください!(笑)

 

 

 

 

DARS by
明治大学経営学部卒業後、2014年に大手人材系企業に入社し、転職サイトを中心とした中途採用領域のセールスを経験。 現在はフリーランスとして活動しており、早稲田大学起業家養成講座への潜入をキッカケにQ-SHOCKをタカタタンと立ち上げる。
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