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「13歳のハローワークには自分のいきたい道がなかった」と語る22歳西村成城に迫る。

みなさん、こんにちは!DARSです。本日は、そろそろ大学を卒業する起業家へインタビューをして参りました。Q-SHOCKは普段でしたら、出演者の方のご紹介や共通の知人がいる方にお願いをして、取材をするのですが、共通の知人ゼロ状態からDARSがTwitterで声かけをさせて頂き、快くインタビューを受けてくださいました。皆さん是非ご覧ください。




 

プロフィール

西村 成城(Masaki Nishimura)

22歳。埼玉県生まれ。現在、日本大学経済学部4年生。学生時代は親の仕事の関係で海外や日本各地で生活を送る。2014年(当時18歳)からいくつもの事業を展開。人助けのための企業 株式会社穴熊を2018年に設立し、代表取締役に就任。代表サービスは”家政婦として働きたい人を助ける”『家政婦のSERUSAPO』。先日には、”若々しくありたい人を助けるためのサービス”『若さフィット』をリリース。

Tw:@realMasaNishi 

 

 

ワクワクすることが大好きな西村さんが高校生の時に起業家を志した経緯

 

 

–西村さんはもうすぐで社会人1年目になる世代なんですね。就職をせずに起業するということは前から考えていたんですか?

そうですね。大学生の時に会社を創るということは、高校生の時から考えていました。

 

–やはり前々からなんですね。高校生にしてその考えに至った経緯とかどんな感じなんですか?

売上数千億円規模の企業を祖父が経営していて、世の中にはそういう世界もあって面白いんだなと昔から思っていたんですね。

私自身もともとワクワクすることが好きで、中学生の時は冒険家になることも夢見ていましたが、世界中のあらゆる場所って行き尽くされているからなんか違うなと(笑)

ワクワクする仕事ってなんだろうかと思い、中学生の時に『13歳のハローワーク』を読んだんですが、ワクワクしそうな仕事がなかったんです。社長業も載ってなかったんです。当時は人生ってこんなにつまらないものなのか・・とがっかりしていたのですが、年を重ね資本主義の仕組みを理解するにつれ、13歳のハローワークに載っていない選択肢もあることに気づきました。そして興味を持っていた祖父の仕事の意味、役割が理解できるようになりました。経営者として生きていくことって資本主義社会の中で最もワクワクしそうなので、経営者として生きていこうと思いました。

 

学生生活で作ったサービスは20以上!アイデアマン西村さんが大切にしていること

 

 

–ワクワクをかなり大切にされているんですね。大学入学されてからは何されてたんですか?

出席しなくても単位を取りたい人や友達が学内にいない人に役に立つかなと思いまして、2014年に大学の講義情報を投稿して閲覧できるサイトを作りました。。そのサイトには”●●先生の授業は面白い”とか”●●先生は美人だ”とか様々な内容が投稿されました。

授業に真面目に出ている人が勿体無いので、その人たちからノートをもらってデータ化したものを販売をしようと思って実行したんですね。でもこのビジネスは学生課に見つかって、ダメになりました(笑)

それが初めて学生時代に作ったサービスですが、その後はクラウドファンディングのサービスやアプリ教室、家政婦向けのサービスなど20以上のサービスを作りました。

 

–学生課から学生のビジネスが邪魔されるのは酷な話ですね(笑)以前Q-SHOCKに出たタコペッティさんも授業内容を分かりやすくツイートしてフォロワーを増やしたと仰っていましたが、学生が出席せずに授業内容を知るニーズってめちゃありますよね。それにしても20以上ってすごいですね。中でもヒットしたものはどんなものでしたか?

IQテストと200言語を使えるメモ帳です。IQテストに関しては、クオリティはそこまで高くなかったんですが、競合がいなかったので最初から月に数万円の売上が立ちました。メモ帳は200もの言語を網羅していると、とある言語でアプリリリースしてる人がいない、つまりこれも競合がいないものでした。

 

–ニッチなところを攻めていたんですね。西村さんはいつもアイデアをどうやって考えて実現させているんですか?

実現したいことと、実現する上でユーザーの妨げにならないようなビジネスモデルを構築するという視点で考えています。ビジネスモデルについては大学で経営戦略論を選考していたので、それが役に立っています。思いついたことを必ず実現したいという気持ちが重要だと考えています。

 

22歳の西村さんがアンチエイジングのサービスに取り組む理由

 

 

–ちょっと話は変わりますが、最近新たに若々しくありたい人を助けるサービスを始めたんですね!

はい!中高年の女性がどうすれば若くしていけるかと調べる時に、ホットペッパービューティーが若い人向けだとしたら、ホットペッパーアンチエイジングってのもあってもいいなとなって、フィットネスクラブと中高年の女性を結ぶサービス『若さフィット』を作りました。

 

–いいですね!ビジネスモデルは成果報酬型ですか?

仰る通りです。サイトをご覧頂くと分かると思うんですが、若さフィットはそれぞれのアクションの難易度に応じて手数料を変えていて。”資料請求” ”施設見学・体験”  “入会”の三段階に分けています。ゆくゆくは掲載順位をあげるオプションなども検討していますね。

 

–無知な質問で申し訳ないんですが、競合とかってすでに存在しているんですか?

幾つかありますが、多くはスポーツクラブを探す若い人向けのものなので、まだまだ市場が確立されていないと考えています!また、現在営業をしに行っていても、そちらのサイトに掲載することによって、効果が出たことのある企業様は積極的に話に乗ってくれるので、市場をゼロから創るよりは楽だと思います。

 

–なるほどですね。先ほどサービスを実現させたいって気持ちも重要だと仰っていましたが、22歳とお若い西村さんがアンチエイジングの領域でサービスを始めた経緯とかあるんですか?

身内のことを持ち上げるようで恐縮なんですが、私の祖母がオシャレで若々しくいるようにいつも努力しているんですね。若々しくいるためには色々な方法があるみたいなんですが、その中で何を選んでいいかわからないし、フィットネスクラブを選ぶのもまとまってる情報がなくて不便だと5年前に言っていたことがキッカケです。

 

–ありがとうございます!後編では今後の展開についてなどお話を聞かせてください!

 

DARS by
明治大学経営学部卒業後、2014年に大手人材系企業に入社し、転職サイトを中心とした中途採用領域のセールスを経験。 現在はフリーランスとして活動しており、早稲田大学起業家養成講座への潜入をキッカケにQ-SHOCKをタカタタンと立ち上げる。
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Comment (1)
  1. 齋とう のり子 より:

    アンチエイジングという言葉が今の私にはとても魅力的です。お祖母様のお洒落をもっと具体的に知りたいです。
    私は76才ですが、特にお洒落を心がけては居ないですが、自分の好みの服を着る。年令に相応しいお洒落ではないかも知れない。

    何だか嬉しくて書いてしまった。

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