楽しく働く人を応援するメディア

“今年は目立ったモノ勝ちの1年”と位置付ける高梨大輔さんの現在と未来

こんにちは!DARSです。前編の記事では高梨さんの過去のキャリアから得たものについて主に語って頂きました。後編では現在のお仕事や今後のことなどについて伺っていきます。

スポンサーリンク



 

高梨さん流”ホンモノのハンズオンスタートアップ支援”とは

 

 

–現在はどんなお仕事をしているんですか?

2015年に前職の仲間とビタミン株式会社を設立して、スタートアップ支援事業をやっています。というよりスタートアップの全体最適化のサポートです。会社によって支援するべき内容ってかなり違ってきます。UI改善を手伝う会社もあれば、採用が重要なら面接同席をしたり、営業が重要なら営業同行をしたりとなんでもやっていますね。

 

 –高梨さんが営業にいらっしゃったらインパクトめちゃありますね(笑)

しかも商談相手は第三セクターなので少し堅めの企業だったんです。最初は”なんだこいつ”見たいな視線を先方から感じていましたが、見事に契約を取ってきました!ホンモノのハンズオン支援を見せてやろうと言う気概でやっているので、先日は支援先企業のテレアポ大会にも参加しましたよ。

 

 –高梨さんがテレアポ大会とは!またもや驚きです。高梨さんの専門分野はマーケティングだと認識してます。マーケティング視点でのテレアポってどんな感じなんですか?テレアポって数打ち当たるイメージが世の中では一定数多いのかなと思いまして。

カスタマージャーニーマップを書きます。”このサービスを使う人たちってどういう思考フローなんだろう”と考えたことを書いてからテレアポをします。

 

カスタマージャーニーマップのイメージ
出典:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/11/14/16305

 

–勉強になります!テレアポ大会とかその他のことも含めて、そこまでされる理由というかスタートアップ支援の面白みってどんなところですか?

今までは自分たちで一つのことを成し遂げなくてはいけない環境だったのに対して、今は同時多発的に様々なサービスができていく過程をより近い距離で見れることが楽しいです。前編でお話ししたようなVCと起業家の間くらいのポジションですし。あと余談ですが、1年間この動きをしていてニーズが結構あることがわかったので、今年はチームアップをしていこうと現在いくつか動いてます!

 

マーケティングが専門分野の高梨さんが徹底した現場主義を貫くワケ

 

 

 

–同時多発!!現在の仕事をする上でそのポジションだからこそ、大切にされていることとかありますか?

私はマーケティングが専門分野ですが、実際にどんな人がサービスを使っているかとか分かっていないとダメだと思うので、営業同行を始めとして、まずは現場を知ることを重要視しています。この考えは大学時代のゼミで培ったものですが。

再度過去の話になりますが、私が入っていたゼミは岩村水樹さんというGoogle社のCMOの方のところだったんですね。当時からマーケティングを叩き込んでいただいてました。男性化粧品の店舗販売を研究をしていたんですが、本を読んだ上でそれっぽいレポートを提出すると「それってちゃんと現場を見ているの?」と先生から一刀両断されて即現場に行ったことがありましたね。

「私のゼミに入ったからには世界を変える人間になりなさい」と言われたことは今でも鮮明に覚えていますね。

 

–今でもゼミの活動がとても生きているんですね。ゼミの同期の方とかもスタートアップ界隈にいる方多いんですか?

スタートアップ戦士は私だけですね(笑)当時はホリエモン事件とかもあったからか大手系に行った人が多かったです。今でもゼミの仲間たちとは集まります。

 

–ゼミ仲間で集まった時に感じる大手で働く人とスタートアップで働く人の違いとかありますか?

んー。。みんな社会的信用があるから、たくさんお金借りれるんだなぁと思いますね(笑)私の場合、多分銀行に行っても創業融資とかしか借りられないんじゃないですかね(笑)

 

高梨大輔さんが描く楽しさしか見えない未来と読者へ伝えたいこと

 

 

 –その回答は秀逸ですね(笑)現在のことや価値観醸成の経緯まで聞けて嬉しいです。今後はどうされていく予定ですか?

自社サービスを何か作ろうかと思っています。タイムバンクもそうですが、信頼だけで食って行くにはどうすれば良いだろうと考えています。僕は守るものもないので、なんでもやっちゃおうと思ってますね(笑)

 

 –なんでもやっちゃおう精神かっこいいです!差し支えない範囲で詳しく聞きたいです!

アイデアとしてあることはたくさんあって、例えば、100人くらいのコミュニティを作ってその中で社会保障を作るとか。自分たちが情報をあげた分だけ精度の高い情報が来て、それがお金になる仕組みをブロックチェーンでやったりとか。現金をもらわずにwishリストで仕事の対価を得たりとか・・・

 

–様々な構想がおありなんですね。どうやったらそんなにポンポンアイデアが出てくるんですか?

自分らしく生きようと思っていて、自分が生きやすい世界とは何かを常に考えているからですかね! 

 

–多くの実現したいことがある中で、直近はどんなことをされていくんですか?

今年1年は情報へのアクセス権を取る1年にしようと考えています。例えばタイムバンクもメタップスの佐藤さんがやるのと自分がやるのではだいぶ説得力や信頼性が違うと思うんですよ。なので、今年は積極的に外に出て目立っていきます。

デジタルマーケって、ある程度ちゃんとした人がやれば大体行き着くところは同じだな正直思っていて、差がつくのはコンバージョンした後のCSかブランディングなので、イベントや広報やPRをやってブラディングに尽力していきます。1月に新年会を企画しましたが、4月にはスタートアップ界隈の大きめのお花見も計画中です、参加希望の方はご連絡ください!

あとはこの見た目を活かして、Youtuberになることも少し考えています(笑)

 

 –高梨さんがされること全て面白そうですね。Youtubeでは何を企んでるんですか?

友達の社長とかをベロベロに酔わせて本音を話させるみたいな企画をやりたいですね(笑)炎上にはしっかり気をつけなければいけませんが(笑) 

 

–最後にQ-SHOCK恒例の質問をさせてください!読者にメッセージをお願いします!

どう考えても伸びる会社に入って、そこの一桁番号の社員になると面白いですよ。いろいろ経験できます。あと汎用性が高いです。ベンチャーに来ると転職しにくいだとか特殊スキルだとか言われるけど、そんなこと全くないです。
そんな会社たくさんあるから僕にDMください!あとはもっとみんな肩肘張らずにテキトーでいいんじゃないですか?(笑)

 

–ありがとうございました!!

 

DARS by
明治大学経営学部卒業後、2014年に大手人材系企業に入社し、転職サイトを中心とした中途採用領域のセールスを経験。 現在はフリーランスとして活動しており、早稲田大学起業家養成講座への潜入をキッカケにQ-SHOCKをタカタタンと立ち上げる。
SNSでフォローする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です