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田村淳のBUSINESS BASIC出演大学生が“親子関係”に取り組む理由(前編)




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皆さんこんにちは!タカタタンです!

本日は、タカタタンが田村淳さんの番組に出演した時に共演させていただいた草田さんが

現在も元気に活動しているところを見たので、声をかけてインタビューをさせていただきました。

大学3年生の彼女がどのような課題を持って活動しているのか、大学生の方はヒントにしていただければと思います。

草田彩夏

青山学院大学法学部3年。東日本大地震を契機に社会課題解決に興味を持ち、高校の時に被災地の復興支援・途上国支援などを現地で行う。大学入学後は渋谷区・デロイトトーマツベンチャーサポート(株)等でのインターンや政策コンテスト等を通してビジネスを通した社会課題の解決に関心を持ち勉強する。現在、課題解決に行動を起こす者を増やしたい、その為に子供の頃から自らの意思で考え・選択し・行動する環境が必要だと思い、家庭環境に着目して本プロジェクトに至る。

 

震災での気づきとボランティアに取り組んで感じた疑問

-草田さんお久しぶりです。早速ですが、現在大学に所属をしていきながら、どんな事をしているんですか?

渋谷に株式会社パナソニックが運営する100BANCHという施設があってそこで、
「親と子の思いと行動のすれ違いを無くし 子供の自己肯定感を上げる」という事をmissionに掲げた活動をしています。
もともと、世の中の人々の困難を解消しつつ、それが自分にとってもプラスになる事はなんだろう?どの様に他者も自分も幸せになれるのか?という部分に興味がありました。

 

-他者のことを考えることを始められたのはいつ頃からなんですか?

中学3年生から高校1年生になるときの春に震災があり、それがきっかけになりました。
私は、ずっとミュージカルをしていて、その時には、とても自己主張が強い人間だったんです。
ミュージカルって自分目立ちたいという性格の方が多いんですが、中でも一際目立ちたがりでした。
でも、地震があって、学校にもミュージカルにも行けない中、 メディアを通じて被災者の方々の状況を見る中で“他者”の幸せという物を考えたのは地震が契機だったかと思います。一度きりの人生を他人と自分の幸せために使ったらいいんじゃないかと思いました。
実際に、足を運んで被災地にも行きました。そこでは、ボランティアってなんだろうと思いました。
やったボランティアの内容が、泥水につかった草を綺麗にするっていう仕事ったんです。
被災された方の顔が見えない中で、仕事内容が被災者のためになっているのか、違和感がありました。また、自己満足にもなりかねないという懸念をも感じました。

 

-被災地を見られて気づきを得られたあとは何をされましたか?

また、周りの子が留学している事もあり、海外に視点を移してみたくて、海外ボランティアに行ってみたいと思い、英国のNPOを通じて南アフリカ共和国に行きました。そこで、貧困地域の子供達の状況が当時の私の環境と乖離があり過ぎて非常に衝撃を受けました。
この状況を何とかしなければ。という正義感の様なものを感じました。

 

模擬国連サークルそしてデロイトでのインターン

-草田さんはどのようなアクションを取られましたか?

私は、国際協力をやろうと思いました。世界の中で圧倒的に困っているという人のために何かできないか考えて大学へ行く決意を固めました。
そこで、当時は社会を変えるのは、法か政治だと思っていて、青学の法学部に入学しました。
大学では、模擬国連サークルに入りました。様々な議題について話し合うと言う事を、各国の大使になりきってやるんです。
国際政治とか国際法とかの学びにはなったのですが、私は、パワーバランスの調整では無くて、国中の人、一人一人を笑顔にしたいなとおもい、
国際協力の他の手法について模索しました。

そして、大学2年生の春頃に社会起業家の存在について知り、中でも、ムハンマドユヌスさんのグラミン銀行のモデルに魅力を感じました。
営利・非営利の軸のみで考えていましたのでNPOではなく、ビジネスとして社会に価値を提供していくモデルに興味関心を抱きました。

 

-デロイトのインターンではどのようなことをされていたのですか?

地域課題の解決に従事しているベンチャーの支援に携わっていました。DTVS(デロイトトーマツベンチャーサポートの略)がベンチャーと行政側を繋ぐ事によって事業を大きくさせ、ソーシャルインパクトを増進させる、その為の仕掛けをお手伝いしていました。

 

-なるほどずっとデロイトにいた訳じゃないんですよね!

はい。ご自身の様々な原体験から社会に価値を残そうとされている起業家の方々を見る中で、自分にとって社会に残したい価値とは何か考えたくなりましたので退職しました。
そもそも立ち返ると自分がやりたかったのは社会で困っている人に手を差し伸べる事だったので、そのために何ができるのかを考えていきました。
社会課題を深掘りすると目の前の違和感や不満だったりする。そこに“自分にもできる”という肯定感を持って向き合っていける人が増えたら。そんな思いを抱いて“教育”という分野に興味関心を持ちました。

-ありがとうございます。では後編では、草田さんが取り組んでいる教育の分野について色々とお話聞かせてください!

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早稲田大学大学院卒の27歳。 Tokyo XR Startups、レオス・キャピタルワークスにおけるインターンを経て、早稲田起業家養成講座に触発されDARSと共にQ-SHOCKを開始。現在は、for Startups, Inc.でヒューマンキャピタリストとしても活躍中。趣味は読書とカフェ巡り。ビールが大好き。
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