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やりたい仕事をするためには、創業100年以上続く会社を選ぼう!!?

こんにちは!タカタタンです!前編では、佐藤さんに楽天を選んだ理由について語っていただきました。前編はコチラ

後編では、佐藤さんがどのような経緯で独立をしたのか聞いてみました!

独立したかった佐藤さんが、楽天を辞めて選んだ職場の基準

— 次の職場はどんな条件で選んで、入ったらどんな会社でしたか?

食品専門の商社に行きました。選んだ条件は、創業100年近くやっている歴史のある会社で、小さくて上場もしてないところでした。
前職である程度自信がついて、自分の力を試したいと思ったので、貿易とかをやりたいなと思ってたんです。でも、貿易を1人でやると、在庫を抱えるリスクがあるので、どこか“会社の看板を貸して、お金を出してくれるところないかなって思ってたんです。
社長の「売上が上げられるんだったら、何やってもいいよ。」、「佐藤さんが失敗しても、うちの会社は絶対に潰れないよ。」という二言が入る決め手となりました!代々やっている会社は、代替わりのときに新しいことを始めようとするみたいなので、代替わりを狙って意外とお勧めです!
入って見ると、女性はゼロのおじさんしかいない環境で、会社の中だけ昭和で時代が止まっているような、楽天と真逆の会社でした(笑)

 

— 2社目では何をしていたんですか?

大きく分けて4つのことをしていました。1つ目は、法人営業として入り、砂糖とか小麦粉がメインの商社なので、国内のメーカーから仕入れて、大手食品メーカーに売るっていうことをしていました。2つ目は、原料って相場で価格が変わるんです。株みたいなもので、仕入れ価格の相場を見て、他社に対して、将来どうなるかをアドバイスしていました。3つ目は、業界全体が傾いて塩とか砂糖とか小麦粉とかが使われなくなっていました。だから、食品業界ではなくて、化粧品とか健康食品とかの業界に視点を当てて卸したり、特殊な原料とかを仕入れていました。4つ目は、‘なんとかアドバイザー’みたいなおばちゃんとレシピを考えて、潰れかけた和菓子屋さんにレシピと原料を売ってたりしました。振り返って見ても色々やらせてもらいましたね笑

 

–色々とやったんですね。ベンチャー企業から、大手に行った違和感とかは無かったんですか?

ものすごく違和感ありました。自分と環境の違う人たちなので、温度差があるし、宇宙人みたいな扱いを受けましたね。
サラリーマン根性全開の職場でしたね。窓際族の塊みたいだった。みんな定時で帰りたい、なるべく仕事をしたくないっていう人たちが多かったです。会社をよくしようとか、数字を上げようという意識が無かったですね。びっくりするんだけど、個人の成績が数字がみんな0なんです(笑)
空いた時間に、新規にアプローチするという精神もない人たちでした。前の会社は目標の200パーセントとか当たり前だったんで、ビックリしました。

 

2社目を辞めて独立

–合わなくてやめたくなったのでしょうか。

そうですね。商社にいて馴染めないながらも奮闘していたんですが、ある日、大きな事件が発生したんです。
成績がお給料に連動するのですが、上の人が参加する会議で自分の営業成績がもみ消されているということに気づいたんです(笑)
自分の給料が下げられていたということなんですね。それで、こういうところにイライラしたり反抗したりすることにエネルギーを使うのもったいないなと思ったんです。

そんなときに、ハーゲンダッツの人事部長さんからオファーの連絡があって、今よりも自由そうかなって転職するのもありなのかなって思いました。
Googleの人からも連絡がきて会ったり、個人のフリーになった人とも会って話をする中で、外の世界を見たんです。
そこで、自分は独立すべきだと思い、フリーになりました。

 

–独立してみてどうですか?

会社員を辞めて思ったのは、自由だということと、ストレスがないということです。
あとは、何よりやりがいがあります楽天時代から、法人としては受けられない仕事がたくさんあることを知っていました。フリーだからこそできている仕事があり、そういう人たちから感謝されているから嬉しい。規模は大きくなくても、そっちの方が面白かったり、やりがいがあったりします。
一緒に仕事をしているメンバーも、日中は別の会社で社員として働きながら、過去の自分と同じ歯がゆい思いを持ってやっているから、会社できないことを私と、副業としてでき、楽んでます。

 

佐藤さんの将来の展望

–佐藤さんの、今後の展望を聞かせてください。

東南アジアの仕事をしてみたいです。もともと、大学時代に東南アジアの貧困地域の研究をしていたんです。
先進国は、お金をバラまいて援助しているんですが、貧困は無くならないんです。なぜ、お金を撒いても貧困は無くならないのか?ということを原動力に研究をしていたんです。マイクロファイナンスをしていたので、将来的にはBOP(ベースオブピラミッド)から抜け出すお手伝いをビジネスとしてやりたいです。
インターンしていた時にお世話になった原丈人さんっていう、お父さんがコクヨの元専務で財閥系の方で、考古学者であり、同時にベンチャーキャピタルをされていたりする方を尊敬しています。
原さんと、インターンをしていた時、一緒に過ごしていて、お金じゃない何かを持っている人が成功するんだな、と思いました。
お金を持っている人はいるけど、続く人はいない。本当の豊かさを持っている人は、想いや成し遂げたいことを持っているんだなって思い、わたしも原さんのような方になりたいと思っています。

佐藤さん楽しそうですね!やりたい方向へ向かい、思い切って行動することで、楽しく働いています。

佐藤さん達、Q-SHOCK出演者を招いた飲み会を12/27の19:00から行いますので、興味がある方はTwitterまでDMを投げてください!

※現在ポルカで、出演者をかっこよく撮影できる機材を買うための資金を募っています!ぜひ応援してください!応援はコチラから!

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早稲田大学大学院卒の27歳。 Tokyo XR Startups、レオス・キャピタルワークスにおけるインターンを経て、早稲田起業家養成講座に触発されDARSと共にQ-SHOCKを開始。現在は、for Startups, Inc.でヒューマンキャピタリストとしても活躍中。趣味は読書とカフェ巡り。ビールが大好き。
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