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独立志向の女性が新卒でメガベンチャーに入った理由

みなさん、こんにちはタカタタンです。

本日は、フリーで活動されている佐藤さんに、大手からフリーで活動するようになるまでの経緯について聞いてきました!

プロフィール

佐藤 璃奈27歳。

慶應義塾大学経済学部卒業。在学中にニュージーランド、オーストラリアに1年、他15ヶ国以上周る。
なくならない貧困問題に疑問を抱き、援助ではない貧困解決についての研究に取り組む。ベンチャーキャピタリストの原丈二さんに憧れ、Alliance forum foundation 東京オフィスにてバングラデシュのマイクロファイナンス人材育成事業を運営。東南アジアの可能性を感じ、CLM(カンボジアラオスミャンマー)の経済発展についての研究に没頭。

卒業後は楽天株式会社、商社にて営業として勤務。 100年近くの歴史ある商社にて、初の女性営業として、「女性の観点で、新たな価値の提供」をモットーにアジアへの輸出事業立ち上げ、商品開発、COSME×FOODの提案営業など活動の幅を広げる。海外と日本の働き方、生き方の価値観にギャップを感じ、女性として、一人の人間として、自分の生きたい人生を生きることを実現するため独立の道を選択。
現在はWEBコンサルタントとして、一人でも多くの方へチャンスを提供するべく日々活動中。

 

現在のフリーでのお仕事について

— 佐藤さんは現在、何を仕事にされているんですか?

HP作成の仕事をしています。HP作成といっても、色々とやることはあって、企業向けにHP作ったり、デザインしたり、集客したり、ウェブショップを作ったり、お客さんが売上向上できるようにアドバイスをしています。チームはデザイナーの姉ともう一人いて、3人のチームでプロジェクトを回しています!

 

–誰をお客さんにしているんですか?

中小企業で予算がないような人、これから独立しようとしてる人、独立したての人をターゲットにしています。
大手だと、ページを作って、集客をして、コンサルすると言うパッケージがあり、その後、毎月固定費がかかるというモデルでお金がかかります。
そこを、私達は、必要最低限だけ切り取って、ハードルを下げて売っています。
「何かしたいんですが、何をしたらいいのかわかりません」と言うくらい、ゼロベースの方が多いので、アフターフォロー的なところは無料でやっています。1件1件丁寧に対応したいので、月10件までと決めてやっています。

 

1社目の楽天で何をしていたのか

–素晴らしいですね。独立される前のキャリアについても聞かせてください。

1社目は楽天に入って、楽天市場のECコンサルタントとして、大阪の楽天市場に出店している、企業のコンサルや、広告の営業をしていました。
また、コスメの担当だから、どれが流行っていて、どの芸能人がどのブログで何を紹介しているのかを調べて雑誌も紹介したり、商品が流行について調べて、ページをイケてるものにしようっていうことをしていました。
イメージとしては、webの何でも屋さんですね!社長さんと今後どうしていくのかを話していました。
土日も会社に行っている感じでした。

 

–1社目は、どうして楽天を選ばれたんですか?

小さい頃、身近にいる社会人が、楽しそうに遊ぶように働いているお父さんだったので、小さい時って仕事に希望しかなかったんです!
お父さんが音楽プロデューサーをしていて、ライブとかに連れて行ってくれたし、とにかく楽しかったんです!
でも、アニメやドラマで会社員が出てきて「大人なのにお小遣いとかかわいそう!」「サラリーマンってやばい!」という思いが4歳くらいから出てきました(笑)しかも大学に入ると、大学の先輩が就職するとみんなつまらなそうな顔している・・・と思ってました。
なので一時期は就職しないで経営者になりたいと思っていました。
でも、自分で起業をするとか会社を経営するときに「雇われるという立場を経験しないと、人の上には立てないよ」って父に言われたんです。
まずは「1回社会に出て見て、営業をしてみろ」と言われて、見てもないものを否定するのも違うと思って就職することに決めました。

元々はデザイナーになりたいと思っていて、絵とか描きながらデザイン関係の会社を受けていたんですが、
フラフラしてたら当初付き合っていた彼氏に、「やばいよ」って言われたんです。
それで、探してみたら、楽天が採用が早くて、締め切りの1分前くらいにエントリーシートを出したんです。
で、面接を受けたら面接官の方が想像していた会社員ではなくて楽しそうだったんです。なので、「就職してもいいかな」って思いました。

 

1社目の楽天をなぜ辞めたのか?辞めてどうだったのか?

–10ヶ月働いて転職したのはどうして?

入る時に1年後にやめようと思っていた。
楽天では、「1年で3年分働いています。」ということが言われてたんです。
スピード感と仕事量が降ってくるから、ちんたらしないで、経験できるということだから「いいじゃん!」と思って入りました。

とはいえ忙しくて忙殺されて気づいたら夏終わっていました(笑)
さらに、冬に睡眠不足で体調崩して、有給とって休んだ時に、時間ができて「あれっ?」って冷静になったんです。
このままじゃ転職どころか、東京に出てきて、転職活動する暇もないから、“辞めなきゃ”って思いました。
そのときに、仕事をルーチンでできるようになってきて、実力もついていたから、10ヶ月でやめて東京に戻ってきました。

 

–1社目に入ってよかったことを教えてください。

3つありますね。
1つ目に、新卒で入ってよかったと思うのは、まっさらな状態でハードな職場に身を置いたので、ベースが底上げされて、その後、どこに行っても苦しくない。
2つ目は、ベースから考える力がつきます。考えるのは当たり前。仕組みを作るのも当たり前。
3つ目は、どうやったら収益を取れるのかを考えるのが習慣化されので、社長目線で考える力がついたことですね。

 

–大手を失う恐怖ってあったの?

そもそも大手に興味がないから全然ありませんでした(笑)
やめる前は不安かも知れませんが、やめると意外とスッキリすることが多いと思いますよ!

 

後篇では、独立をする前に入った会社を選んだ佐藤さんがどのように独立をしたのか?訪ねてみました!お楽しみに!

by
早稲田大学大学院卒の27歳。 Tokyo XR Startups、レオス・キャピタルワークスにおけるインターンを経て、早稲田起業家養成講座に触発されDARSと共にQ-SHOCKを開始。現在は、for Startups, Inc.でヒューマンキャピタリストとしても活躍中。趣味は読書とカフェ巡り。ビールが大好き。
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