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理系大学院卒が働いて気づいた大企業で働くリスクとは?

みなさんこんにちは!

今週は脱大企業人材特集として、佐藤さんに引き続き、大浦さんにインタビューをしてきました。

いい笑顔ですね(笑)彼も大企業をやめても、イキイキと楽しく働いている人材です。ぜひお楽しみに!

プロフィール

大浦博之 27歳。

熊本大学大学院 自然科学研究科 物質生命化学専攻修了。
在学中は、人工DNAの研究に取り組む。バイオテクノロジーの最先端研究を通し、化学の楽しみを実感。研究成果がNatureの姉妹紙「Nature Communications」にアクセプト。

大学院修了後は、京セラ株式会社にて電子部品設計として勤務。在籍中に100以上の電子部品設計を担当。
夢の実現のため、株式会社Speeeへ転職、SEOアナリシスとして勤務。マーケティングノウハウを得る。

Scienceとビジネスを繋ぐため、オープンアソシエイツ株式会社(現職)へ2度目の転職。R&D総研チームに在籍。大手メーカーの研究開発部門と共に新規事業立ち上げプロジェクトに参画。R&D総研の業務とは別で、化学×AI事業の起案人として新規事業立ち上げに奮闘中。

1社目の京セラへの就職で得られたもの

–早速ですが大浦さんは、1社目では何をされているんですか?

新卒で入った会社は京セラでした。技術職として入り、商品の設計から製造までのルートを、効率化する方法について考えていました。ただ、基本的には、業務が細分化しているのでこなすだけと言う感じでした。

 

–1社目で、働いてよかったことはありますか?

1社目で働いて見てよかったことは、2つあります。1つ目は、製造現場で自分が関わった製品が大量に生産され、世に出荷されている様が面白かった事です。2つ目は、同期が手に入る事です。新卒の時の同期の中で親友ができました。1人は元ヤン、高校中退、大検、某有名大学、京セラっていう経緯の人だったんです。彼は、どん底まで落ち込んだ経験を持っていたのですが、京セラに入ってきたのです。「人は考え方を変えるだけではい上がれる。だから自分の生き方を色んな人にみせることで多くの人に立ち直って欲しい」って言って転職して、トップ営業マンとして活躍しています。彼が転職を早いうちから考えていました。身近にいる人が転職をしていたので、僕も転職ができたと思っています。

 

化学への強い想いと転職

–大浦さんは、どうして京セラをやめる事になったんですか?

ここにいちゃいけないなとおもった原因について話しますと、鹿児島にいた同期全員が「昇進したくない」って言っていたんです。
上司は、全員楽しくなさそうに仕事しているし、時給で換算すると絶対今の俺たちよりも低いよねっていう意見が出ました。
あとは、日本の化学を発展させたい!という思いがあり入社したため、化学の知識を活用して、業務フローを改善しようとしたのですが、ルールが確立されているので、良かれと思って言ったことが反映されない、というシチュエーションが多くなりました。京セラに入ったきっかけが、潤沢な資金を持って、化学を発展させたいという想いだったので、正直、残念でした。

 

–それは残念ですね。それと、化学がお好きで京セラに入られたんですね!

はい。私は化学が大好きなんです。高校1年生の頃に恩師の化学の先生と出会い、そこで化学の楽しさを知ることが出来ました。
恩師は、机上の空論ではなく、リアルに実験をしたり、技術がどういう風に使われているのかを目に見えるように具体的に話してくれたんです。
だからこそ、勉強をする中で、化学が面白いと思い、化学を極めたいと思って進路を決めました。

 

–大学ではどんな事を研究されたんですか?

大学では、人工DNAの研究で、化学反応を使ってDNAを作るということをしていました。
その研究を生かして、DNAの二重螺旋構造を捻じ曲げるっていう事をしていました。ネイチャーコニュニケーションという雑誌に研究結果が出ました。先輩から引き継いだテーマを完成させて雑誌に取り上げられました。自分だけの成果ではなく、研究室の恩師、先輩方、後輩すべての方のおかげだと思っています。本当に感謝しています。

 

–研究は楽しかったですか?

研究は熱中していました。当時徹夜とか普通にしていたくらいです!
楽しいことをしていたら、徹夜は苦じゃなくなるんですよ。徹夜できちゃうくらい自分の研究が好きだったんです。
小学校の頃から昔はドラえもんが好きだったので、科学に興味がありました。中学校の自由研究で、夏休みの時に、立ちくらみの研究をしたりしましたね。湯船に浸かって立ち上がった瞬間、クラッときて自分が倒れこむまでを測っていて、途中で命の危険を感じ、怖くて辞めたんですがw

 

働いてみて気づいた大企業にいることのリスク

–怖いといえば、大企業を抜けるのは怖かったですか?

怖くなかったです。むしろ、大企業にいることのリスクの方が怖かったです。
大企業に入って馴染むひとは、大企業特有の風土に染まらないと生きていけないんです。
分業制がはっきりして入るので、この部署に配属されたら、このことしかできない。“設計”という部署に配属されたら、人生でやることが設計だけになるんです。22歳で入って、55歳まで設計だけってなる。そこでもし仮に急にクビになったら、社会にほっぽり出された時に自分は何も出来ない、と気づいて怖くなりました。顔を上げて前を見ると現に、暗い顔で仕事をしている幸せじゃない上司がいる。
しかも、自分には化学を発展させたいという夢がある。で、「こんなとこにいられるか〜!」といって辞めました(笑)

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教育系のベンチャー企業にて2年間営業を経験。趣味は読書と散歩です。お酒が大好き。

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