楽しく働く人を応援するメディア

女性経営者は、男性が苦手な「女性の悩み」が話せる、例えば生理とか…

こんにちは。DARSです。前編に続き高松さんへインタビューをお届けします。普段男性から女性になかなか触れにくい話題についてもぶっちゃけ話から真面目な話まで。職場で女性の気持ちがわからないと思ったことがある男性、男性にわかってもらえないと思ったことがある女性も超必見です!

スポンサー広告

 

「女性に聞きにくいことなんでも答えますよ」のスタンスで高松さんが赤裸々トーク

 

 

–女性経営者の苦悩ってなんかありますか?

高松:経営層で仕事をする場合、ビジネス≒男性的社会へどのように溶け込むかという点はあると思いますが、今回は別の側面で身体のことでいきましょうか。月経と成果(生産性)についてどなたも言及してないので(笑)
風邪引くとパフォーマンスが落ちるじゃないですか、生理も同じような感じです。
私の場合は、何もしなくてもハイパフォーマンスでいられる期間はだいたい月の半分、2週間程度です、我ながらめちゃくちゃ少ないですね(笑)
ただ、環境マネジメントすればコントロールできるので、リモートにしたり、時短にしたりすれば、月間での生産性は担保できます。
「月経を成果や生産性と結びつけて、もっとオープンになればいいのにな」と思ったりしますね。

 

–なるほど。男性には見えない苦労が多いんですね。表には出してないですが、同じ悩みを抱えている女性もたくさんいますよね。パフォーマンスを維持するために何か工夫とかされてるんですか?

高松:今は、企業勤めではないので、身体にあわせた環境マネジメントをしてます。
具体的には、パフォーマンス下がる週は必要以上なスケジュールを詰め込まなかったり、人に会う回数を減らすとか、それだけで精神的に余裕ができて、短時間で集中して仕事ができるようにして、ちゃんと月間での生産性は担保します、気合で頑張ったとしても月経前は仕事中睡魔が襲ってくるので非効率すぎるんです(笑)

 

–多くの工夫をされていらっしゃるんですね。逆に女性で得したことってありますか?

高松:男性が不得意であることが、得意なことですかね。
脳のつくりも、身体の構造も違うので、埋め合わせができるのは強みですし、それだけでビジネス社会では得だと思ってる派です(笑)
凸凹な部分をみつけて、我が我がというより、サポート精神で仕事していると案外うまくいく気がしてます。
同じ性でも強みは個々違うので戦略はそれぞれでいいと思います、どれがマッチしているかを自分がわかっていることが一番重要な気がします。

少し話戻りますけど、ビジネスでの話しづらい月経の件の延長で、ビジネスの場で触れづらいトピックって女性のライフイベント全般かもしれないですね。

 

–確かに、それらは触れづらいです(笑)

高梨:根本的に身体性の相違に行き着くと思うので、覆い隠さない方がうまくいきそうですよね、あ、でも男性経営者とかだとセクハラ問題とか大変なのか。。。。ここは私が女性である強みですね、身体とかライフイベントのトピックを普通に話せますし(笑)
余談ですが、独立前は今より20kgくらい太ってたんです、ストレスフルすぎて身体をマネジメントする余裕なかったんだと思いますが、身体のことなので誰も触れませんでしたね(汗)

 

–ええ!意外すぎますね(笑)当時の生活リズムはどんな感じでしたか?

高松:完全夜型でしたね。朝仕事行って終電まで仕事とか普通でしたし。今だったら当時の自分に「もっと気楽に生きた方がパフォーマンスは上がるよ」と言いたいですね。自分の中でこうあるべきだみたいなのがあって、結局自分で自分を苦しめていたんだなと。

「今が人生で一番スタートアップかもしれない」高松さんが目指す生き方とは

 

 

–そのような時代を過ごしたからこそ、今後どうしていきたいかとかあるんですか?

高松:ライフデザインをどうしようかみたいなところですごくありますね。私の中で一ヶ月以上同じところに住むのがマンネリしてしまうので、今は高梨さんみたいに固定住居はなくてシェアハウスを転々としています。家を転々としてると環境適応能力がめちゃくちゃ上がりました。鈍感力つきましたね(笑)

 

–固定住居がマンネリとは斬新なお考えですね。何も考えずに家に帰るのは思考停止かもしれませんね。

高松:それでもいいと思います、重要なのは判断するポイントをどこに寄せるかなので、私は服に関しては思考停止ですし(笑)
私の場合、新しい発見があって、最終的には心地よい場所や身につけるものとかがわかって来るのが今の重要なポイントなだけで。

モノでいえば、高梨さんの荷物がブラッシュアップ速度が速いので、2者間でシェアリングエコノミーが発生しています、単純におさがりを頂いてるという(笑)
今後は、もっと場所に縛られないスタイルを実現したくて、海外に半分以上いられる状態を作るので仕込み中です。

 

–海外へ行く目的はなんかあるんですか?

高松:単に旅行がしたいという意味ではありませんよ、国外にいても遠隔で仕事してます(笑)
場所に固定されないほうが心地いいですし、人と違うことをした方が楽しそう、という感じですかね。一回スタートアップからゴリゴリ仕事やった感があり、仮に同じフレーム内でやっても、少しスタイル変えるくらいになってしまう、ベースが同じことやってもつまらないなーと。
だったら全く違うスタイルにチャレンジしたいなと。

私的には、今が人生で一番スタートアップかもしれません。自分たちの好きなことをするためにどう生きるかというテンプレはまだ少ないので、自分の人生というプロダクトをスタートアップをしている感覚ですね。
もちろん事業も好きですよ、アドバイザリー業もしているわけですし、それは私の人生のいち要素ですね。

 

–人生におけるKPIは何設定しているんですか?

高松:楽しくいきたいのと新しいことをしていたいってのはあるけど、海外に何日いるかというのは重要視しています、それはどの環境に身をおくかを数値化した感じです。
あとは、その時の気分に最適なところへ行く。静かに何かをしたい時は静かなところ。みたいな。

高梨:海外旅行が好きですってのはちょっと違うかな。旅行と生活の中間くらいがいいなと。

 

–ふるさとが増えそうですね。

高梨:たしかに、僕は世田谷は全体的に好き。三茶とか祖師谷とかいい。あと中目黒は総合点高いですねー。好きな街の共通点は空気というかムードが自分と合うところが好きです。
会社でもあるじゃないですか、オフィス入った瞬間にムードが自分に合うかどうかって、それと似てる感覚ですね。

 

 

–そういえば今って2人で会社やってるけどオフィスないんですか?

 2人:ないんですw

高松:2015年ごろはコワーキング借りてたんですが、要らなくない?ってことになって、今も何も不自由ないです(笑)
その分、いろんな会社さんのオフィスを自由に使わせて頂いてるので、いろんな人に支えられているという側面がありきなので、ありがたいです。

 

–他にビタミンの風変わりな点はありますか?

高梨:僕たち株が50:50です。資金調達とかすると嫌がられるんでしょうけど(笑)
便宜上運用しやすいので、株式会社という形態を取ってますが、意識的には法人がコアではないんです。チームビタミンという意識ですかね。

高松:ちなみに50:50でもめることはないと思います、雇用はしないスタンスですし、10年以上やってますから2人なら円滑に回ります、仮に揉めたら解散すればいいだけですし(笑)

 

–高松さんの今年の構想は?

高松:自分たちの中で、稼ぎ方の再定義をしたいです、誰かに負荷がかかる稼ぎ方ではない形ですね。お金の流れが変わってきてますし、タイミング的にもいいときかと思ってます。
あと何者か分からない感じを加速させたいです、なにやってるんですか?とよく聞かれるんですが、それを職業とか既存の形で答えられない状態をもっと目指していきたいです、これは結構真面目な話です(笑)

DARS by
明治大学経営学部卒業後、2014年に大手人材系企業に入社し、転職サイトを中心とした中途採用領域のセールスを経験。 現在はフリーランスとして活動しており、早稲田大学起業家養成講座への潜入をキッカケにQ-SHOCKをタカタタンと立ち上げる。
SNSでフォローする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です