前回の記事の続編になります。早速ご覧ください!
–きいさん楽しそうに働いていますが、気をつけていることってありますか??
他人と比較をしないということです。
こうなりたいってなったら比較対象が生まれてしまっているんで、その比較対象と自分を常に照らし合わせるじゃないですか。
常にその比較対象が隣を歩いているから、レールが狭くなって窮屈になっちゃうんです。
1人だったらレールの幅も確保されますし、自分の好きな道も歩ける。
–確かに、こうなりたいっていうところよりも自分の興味関心がある方向に動いた方が自由な気がします。
誰かになりたくないって思ってると潜在的にその人を意識してしまっているので…。
–言いたいことわかります!めっちゃわかります。
なんか潜在意識的に悪い方向に行っちゃうっていうときがあるんです。なりたくない事を探しちゃうんです。
逆に、好きなことだけをやっているときっていうのは、勝手に好きなことを探すようになるんですよね。
だから、好きなことを探していたら好きなことが見つかる。
やりたいことやっている人しか目につかなくなるんです。
–気づくの早いっすね。
僕多分吹っ切れたのが小学校の頃なんですよね笑
当時バスケやってたんです。で、その小学校は今まで勝ったことがなかったんです。
公式戦とか練習試合で一度も勝ったことがないようなチームにはいって、僕小学校3年から始めたんですけど、小4でレギュラーになり、いい感じのポジションについちゃって、小5でキャプテンのようなポジションになりました。
その時に、ああチームメイトみたいになりたくない。もっとうまくなりたい!っておもって、さっき言っていた比較対象をずっと作っていたんです。
あとは僕、喘息持ちなんで、喘息持ちで器官細いんで運動できる範囲が限られているんですよね。
小4から無理なプレイばかりさせられているんで脚も壊しちゃったんです。
剥離骨折で本当は脚が動かなくなるくらいの怪我もしちゃって、オスグットっていうよくあるやつに両足壊したんです。
で、まあ小5のときに右足もヒビはいって、
つまり両膝オスグッド、両足首骨折済みだったんですよ。
さっきいったようにもう喘息持ちで限られているんですよね。
じゃあもう比較対象にしている奴らみたいになりたくなくても、なれないんですよ。なりたい人にもなれないんですよ。
そう考えた時に自分が本当になりたいものってなんだろうって考え始めて、
大阪エヴェッサっていうプロチームの小学生版のスクールもいってて、
小6でキャプテンになった時に、誰かと比較するより自分のやりたいプレイをやりながら、うまく仲間を使えばいけるんじゃないかって。誰かのこと意識しててもしかたないんだな。
こんな感じで吹っ切れました。それがたぶん残ってるんですよ笑
–ある種障壁となりそうなアクシデントを前に吹っ切れたんですね。
僕はそれまで“ライバル”をずっと作っていましたけど、“ライバル”っていう固定概念がダサいなってなったんです。
だからそっから“ライバル”っていう存在を一回も作っていなくて。
逆に「19歳だし一緒に頑張ろうぜ」みたいに言われても、「あっそう」ってなっちゃうんですよね。
俺は俺だし、サービス違うしまあ頑張るけど、みたいな。
–各々がんばるぜみたいな感じですかね?好き勝手やりたいみたいな?
はい。好き勝手やっているからおまえも好き勝手やれよみたいな感じ。
他人が幸せとか関係ないですよね。もちろんいいな〜みたいなのはありますけどめでたいなって感じでとまります。
誰かみたいになりたいとかじゃなくて、俺は俺でしあわせになろっ!みたいな感じですね。
人は人っていう感じです。結局自分の事しかわからないし、変えられないんです。
—解決策があればなんですけど、比較をしないためのステップというかそういうのがあればおしえてください。
うーんやっぱりほっぺた叩かれるのが一番じゃないんですかね笑
それか割り切ってみたら良いんじゃないですかね?
大事なのは、自分の価値観をもって自分の考えをもって自分で道を選び、そして受け入れる事だと思います。
自分の価値観、基盤を持つと、それぞれのことに自分の考えを持つことができるようになるはずです。そして、その考えを基に自分の道を選ぶのです。
自分の価値観を持って、そして考え選んだ道ならば、その道の先がなにであろうと受け入れるしかないじゃないです。
そういう段階を踏むことで幸せになると思います。
となると自分の価値観を見つけるしかないんですよね。
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