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元プロサッカー選手に聞く!自らのキャリアについて 後編

こんにちは!DSKです!前回のインタビューに続き後編をこちらでお伝えしていきます。前回のインタビュー記事はコチラ。

 

−−じゃあ、1社しか受けてないけど納得した企業選びだったんだね。入ってからどうだった?

転職サイトの広告枠の営業をメインにしてました。最初はDSKさんの記事にもあったように、テレアポをたくさんしてました。んで、入社してから最初のアポ数で1位を取って、営業成績も所属しているグループの中でMVPも獲得しました。

 

−−俺とは違って、最初から順風満帆だったんだね(嫉妬w)

まぁそうですね(笑)でも同期の中では一番になれなかったんです・・・

 

−−確か、可愛い女の子がナンバーワンだったもんね(笑)でも最初から割といい成績出すにあたってこだわってたこととかは?

とにかくキーマンと仲良くなることです!訪問先の企業の社長にまず自分を気に入ってもらって、会食や交流会に連れてもらっていました。僕の場合、サッカー選手という変わった経歴が引き金になって、プライベートでも仲良くしてもらうんです。営業と言っても人と人との付き合いなので、プライベートで仲良くなっていく雰囲気を作ることが一番重要だと考えてます。

あとちょっと余談になるんですが、商談相手が女性であるときは、「相手の女性を口説いてやろう」という気概で商談に望んでました(笑)

 

−−それウケるね(笑)女性口説くのに使う決め文句みたいなのあるの?笑

「●●さん、任せてください。私が御社を幸せにします」です!あとこれも余談ですが、今付き合っている年上の彼女は仲の良い社長さんから紹介してもらったんですよ(笑)

 

−−キラートークはスルーするけど、社長さんと仲良くなるのが上手なんだね。相手の懐に飛び込むのに意識してることは?

大前提、自分自身が商品という意識を常に持つことです!その上で2つのことに拘ってます。

1つめは、見た目にも気を使うこと。入社1年目から高いオーダースーツを着て、靴下も変わった色(水色・赤色など)を履いてました。人とは違うけれども下品ではない着こなしをすることで相手に印象づくようにしてましたね。

2つめは、自分自身のことをしっかり語れるようにしておくこと。自分がサッカー選手になった理由とかこれまでの人生の経緯とかをいかに相手の心に響くように話せるかを意識していましたね。

 

確かに足元おしゃれw

 

−−結構考えてるんだね。順風満帆だったのになんで辞めたの?(俺も辞めたけどw)

もともと独立志向はなかったんですが、会社にいるうちに自分でやっていきたいという思いが強く芽生えたんです。それはマイナスの理由とプラスの理由両方あります。

マイナスの理由は、大きい会社にいることにもどかしさを感じたからです。いちいち決済取ったりとか稟議回したりとかぶっちゃけめんどいし、それってお客さんのタメにならないことが殆どなので、かなりストレスでした。

プラスの理由は、会社に対してでなく自分に対して仕事をくれるお客さんが多いと感じたから。今後も自分の名前で仕事していきたいと思いました。

 

−−わかるわかる。大手だからこその面倒くささって、誰もが思ってるけど口にしちゃいけない雰囲気あるよね。本質的じゃないことってたくさんあるけど、なかなかそれを変えることってパワー使うし、そのパワーも他に充てたいと俺も思ってたわ。で、今仕事なにしてるんだっけ?w

新卒の育成全般です。キャリアカウンセラーと就職セミナー講師などをやってます。

 

−−そうなんだ!前職では中途採用領域だったのに、なんで新卒やってるの?

新卒の子たちはキラキラしているんですよね。意識の高い学生は勉強熱心だし、素直。そういう子たちに対して、自分のサッカーと仕事の経験を伝えていくことがキッカケでその子達の価値観が変わって、社会で活躍していってくれれば良いと思ってます。人工知能によって、これから無くなっていく仕事も多いし、会社で活躍するだけじゃなくて、1人の人間として戦っていけるような人材になって欲しい。

 

−−いい志だね!今の仕事で一番印象に残ってるエピソードとかある?

女子学生とスカイプ面談をして、その学生がビキニ姿で面談してきた。しかもそれが自分にとって、初めての面談だったんです(笑)その子はプールかどっかに遊びに行ってて、時間がなくてビキニで対応したらしいけどあまりにも衝撃的だった(笑)

 

−−新しいタイプのQ-SHOCK者だねw

でもその子は可愛い子で優秀でした。某テレビ局のアナウンサーに内定をもらったみたいで、報告の電話もくれました。その時はビキニじゃなかったけど(笑)

 

−−同年代とかQ-SHOCK者に伝えたいことは?

これからAIとかが来るから、そんな時代の中でも無くならないような意味のある仕事のできる人間になっていくことを目指して働いてほしい。もちろん自分も。仕事に対して後ろ向きな人たちは、危機感を持った方がいいと思う。それだとこれからやばい。マジで仕事なくなるし、そもそも生きていけなくなる。だから、前向きに死ぬ気で目的・目標を持って働いてください。

 

最後は力強い言葉で締めてくれました!生意気な後輩ながら、志を持って仕事をしている姿にDSKは感銘を受けました。それではまた!

DARS by
明治大学経営学部卒業後、2014年に大手人材系企業に入社し、転職サイトを中心とした中途採用領域のセールスを経験。 現在はフリーランスとして活動しており、早稲田大学起業家養成講座への潜入をキッカケにQ-SHOCKをタカタタンと立ち上げる。
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