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「商品だけでなく体験を提供したい」起業家、本多祐樹へお客様目線について徹底取材

みなさん、こんにちはDARSです。1日3回摂ると言われている食事、テイクアウトという手法で食事を済ませたことのない人は殆どいないと思います。今回は、誰にとっても身近なテイクアウトという食事の文化に関する事業を行なっている本多さんへ取材を行いました。サービスに関してはもちろんのこと、組織を作る上で大切にしていることについてなどたくさんのことをお話ししてくれているので、ぜひご覧ください。

 

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プロフィール

 

本多 祐樹(Yuki Honda)

株式会社DIIRIGO創業者兼CEO。幼少期から政治家を志していたが、より多くの人を幸せにする手段として起業の方が再現性が高いと感じて創業。飲食店でのアルバイトをキッカケに、2018年5月にテイクアウトの待ち時間を減らす事前注文・決済アプリPICKS」をリリースした。エウレカ創業者である西川順氏とKLab Venture Partnersより数千万円の資金調達を実施。

 

起業のキッカケの一つは「魅力的な組織をつくりたい」、誰でも意見を言える組織とは

 

 

–飲食店でアルバイトしていたことが起業のキッカケなんですね。

はい。アルバイトをしていて、飲食業界ではIT化が進んでおらず、ITを活用して飲食店をよりよくできることってたくさんあるなと感じていました。今回は初のサービスでなく、以前はペコッターのようなサービスを作っていました。

ただ、小さい頃から目立ちたがり屋で常にリーダーのようなポジションで何かやっていたんですよ。部活の主将や生徒会長とか。なので、起業のきっかけは事業はもちろんのこと、組織を作ることにも興味がありました。

あとは父がMBAを取得していまして、複数の企業の役員を転々とするような仕事をしていたので、経営というものが身近にあったことも大きいですね。父からも、経営はやってみるのが一番早いと言われていました。

 

–サービスについては他メディアでもお話ししていただいているので、あえて組織に関するところから質問させてください。本多さんはどんな組織を創り上げていきたいですか?

全員が「必ずお客様目線」で、それに向かって自発的に動ける組織です。「お客様目線」を大切にしていると、意思決定の判断軸が「お客様がどうすれば喜んでもらえるか」になります。そこで交わされる会話はぶつかり合いではなく、より良くするための議論になると思います。インターンやアルバイトの方でも「お客様のより良い体験」ためだと思ったら提案・実行できる環境を維持できるように頑張りたいです。

 

本多さんが大切にしている「お客さん目線」とは

 

 

–良い組織ですね!そして、お客さん目線をとても大切にされているんですね。

飲食店ってお客様との距離が物理的にもとても近いビジネスなので、そこで働いていて色々学ばせていただいた経験が大きいです。ITの分野はお客様が目の前にいるわけではないので、お客様のことを見えなくなりがちです。だからこそ、しっかりお客様のことを考えていくことを大事にして行きたいです。お客様のことをしっかりと考え抜いて形にできれば自ずと結果もついてくると信じています。

 

–本多さん的にお客さん目線が徹底されていて、見習いたいと思うサービスや会社はありますか?

色々ありますが、一つは赤城乳業さんが出しているガリガリ君です。ガリガリ君って真夏に扇風機の前でお父さんが食べていたり、暑い中コンビニに自転車を走らせて買いに行ったりとシチュエーションがすぐに頭に浮かびます。お客様に対して商品だけでなく、体験も提供できている(描けている)サービスやプロダクトに魅力を感じることが多いと思います。赤城乳業が倒産寸前の時に出した商品っていうところもまた何か惹かれるところがあります。

あとは、ディズニーランドですね。ディズニーって聞くとなんかワクワクしますし、夢の国という場所を演出するための設計やサービスが凡事徹底されています。

また、少し違う視点ですがAirbnbもです。普通知らない人の家に泊まるとか嫌じゃないですか(笑)でもそれぞれのホストが泊まってもらえるように新たな雰囲気を出すことに工夫したりしていますよね。

サービスがただあるだけでなくて、そのサービスが独自の空気感を醸し出していて、独自のUXがあるサービスを作っていきたいです。

他にも色々ありますが、サービス個体があるわけではなく、そのサービスが独特な空気感を醸し出していることがすごく大切だと思います。その空気感ってUXのようなものですよね。

 

「PICKS」がお客さんに与えている価値、与えていきたい価値

 

 

–ご自身の会社で運営している「PICKS」はお客さん目線でどのように役に立っているサービスですか?

PICKSは、テイクアウトを販売している飲食店とテイクアウトを買いたいユーザーをマッチングするプラットフォームです。なので、お客様は飲食店とユーザー(消費者)の2つに分かれます。

飲食店に対しては、テイクアウトのオペレーションを効率化することやテイクアウト自体の集客をするという点でお使いいただいています。

ユーザーに対しては、テイクアウトを気軽に待たずにできるという点で価値を提供できていると思います。それによって、忙しいサラリーマンの方がいつもよりちょっとだけゆとりのある昼休みを過ごせたり。子育て中の主婦がなかなか忙しくてレストランに行けない中でも、美味しいものを食べることができたり。「レストランには入りにくいけどガパオライスは食べてみたい」と考えている高齢者夫婦がガパオライスを食べることができたり。テイクアウトをすることによって、これまでできなかったことができるようになることが増えると嬉しいなと思います。

 

–人が食事に対して抱えている不都合をたくさん解決できて素敵ですね。先ほど空気感とありましたが、「PICKS」ではどんな空気感を醸し出して行きたいですか?

自分の食べたいテイクアウトを誰でも気軽にアプリで注文して取りに行く。それ自体がPICKSの提案する新しい体験です。そのために、より多くの飲食店とユーザーの方にPICKSをお使いいただけるようにメンバーと努力して行きたいです。

 

人の人生を背負う自覚を持って経営をしている本多さんが読者に伝えたいこと

 

 

–Q-SHOCK恒例の質問なんですが、読者に伝えたいことをお願いします。

自分で考えて、自分の意思で何かを選択をする人がもっと増えるといいなと思います。やっぱり、友人でも自分の意思で何かを選んだ人ってパワフルだし、結果も出していてかっこいいなと思います。その選択肢がベンチャーである必要はないと思いますが、ひとつの選択肢として視野に入れていただけるとすごく嬉しいです!

親世代で安定と言われていた銀行がなくなるとか騒がれていますが、「俺がこの銀行をフィンテック企業に変えて、生き残らせるんだ!」という気持ちで銀行に行く人がいてもいいと思いますね(笑)

あとは、自分は起業は責任感を持ってやっていきたいです。起業してメンバーが増えると、その人や家族の人生を背負うことにもなります。また、サービスを提供することは、ユーザーやお客様の時間を使います。その重みは理解した上で思いっきりやりたい事業を伸ばして行きたいです!

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明治大学経営学部卒業後、2014年に大手人材系企業に入社し、自社転職媒体を中心とした中途採用領域のコンサルティングセールスを経験。 現在はHR系フリーランスとして活動しており、早稲田大学起業家養成講座への潜入をキッカケにQ-SHOCKをタカタタンと立ち上げる。 趣味は、お酒とプロ野球観戦。最近では禁煙に成功。
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